資料Ⅱ-2-1 令和6年度地⽅財政計画 (141 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html |
出典情報 | 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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資料Ⅱ-8-17
○ 補助⾦は、それに依らずとも実施されたはずの投資を代替するものではなく、当該補助⾦がなければ実施できなかった事業に追加的
な効果が⾒込めるものでなければならない。
○ この点、グローバルサウス未来志向型共創等事業については、公募の結果として採択された実証事業と同様の案件が、企業自らの
取組みで同地域に展開されていたケースも存在。広く海外進出について、⼤企業も含めて補助⾦を活用できるスキームとした結果とし
て、真に必要とは⾔い難い公的支援となってしまっているのではないか。
*企業にとっては、海外進出のためのコストを抑制するため補助⾦を活用するのは当然であり、個社の判断が不公正であるというわけでは全くない。
【グローバルサウス未来志向型共創等事業の執⾏スキーム】
【採択状況の詳細(抜粋)】
グローバルサウスに進出する企業による、i.DX/GX等の我が国のイノベーション創出につ
ながる共創型、ii.我が国の高度技術の海外展開型、iii.サプライチェーン強靭化型、の
いずれかに該当する案件について、支援を実施。
支援手法は①上限40億円の⼤規模実証、②上限数億円の小規模実証・FS、
③ マスタープラン策定の3つに分かれる。
いずれも公募期間は2024年度中。事業実施期間は、①は補助交付契約締結から
最⻑3年間、②③は1年程度。
企業名
事業実施国
プロジェクト名
A社
シンガポール、タイ、
フィリピン、マレーシア
健診センターの展開を通じたAI健診イノベーション実証事業
①⼤規模実証
AMEICC
補助
(ASEAN加盟国
実施事業)
(⽇ASEAN経済産業協⼒委員会)
UNIDO
③マスタープラン策定
②小規模実証・FS
経
済
産
業
省
(国連工業開発機関)
補助
(非ASEAN
実施事業)
補助/委託
事務局
健診センター「NURA(ニューラ)」の新拠点をインド ハイデラバードにオープン
(A社プレスリリース2023/11/17)
A社は、11月19⽇、がん検診を中心とした健診センター「NURA(ニューラ)」の新拠点をインドのハイデラバードに
オープンします。今後も「NURA」の拠点拡充を図り、新興国での健康診断(健診)サービス事業をさらに拡⼤していき
ます。
事
業
者
拠出⾦
(計845億円)
【関連報道(注)】
健診センター「NURA」について
当社は、2021年から2023年にかけてインドのベンガルール、グルグラム、ムンバイに「NURA」を開設。さらに2023年
9月、モンゴルのウランバートルに「NURA」をオープンし、新興国での健診サービス事業の展開を強化しています。
「NURA」では、当社が持つCT・マンモグラフィなどの医療機器や医師の診断を支援するAI技術を活用して、がん検
診をはじめ⽣活習慣病検査サービスを提供。約120分という短時間ですべての検査が完了し、かつ健診終了後にその
場で医師から健診結果に関する説明を、診断画像を⾒ながら分かりやすく受けられるという利便性から、「NURA」の利
用者はすでに約17,000⼈に上っています。(後略)
A社、がん検診を中心とした健診センター「NURA(ニューラ)」をベトナムに展開
(⽇本経済新聞2024/7/1)
事
業
者
A社は、がん検診を中心とした健診センター「NURA(ニューラ)」をベトナムに展開します。新拠点は、東南アジア地
域での「NURA」初拠点として、7月1⽇にベトナムのハノイにオープンします。ベトナムで医療機関「T-Matsuoka
Medical Center」を展開する「VIETNAM JAPAN HEALTH TECHNOLOGY JOINT STOCK COMPANY
(以下、VJH社)」が運営。インドやモンゴルで「NURA」を展開してきたA社子会社のサポートのもと、がん検診をはじ
め⽣活習慣病検査サービスを提供します。
当社は、今後も「NURA」の拠点拡充を図り、新興国での健康診断(健診)サービス事業をさらに拡⼤していきます。
(注)関連報道の引用にあたっては、個社名を記載していない。