資料Ⅱ-2-1 令和6年度地⽅財政計画 (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html |
出典情報 | 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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日本の研究開発の論⽂生産性は低い
○ 日本の科学技術予算(対GDP比)は、主要先進国と比べて高く、政府だけではなく⺠間を含めた研究開発費総額(対GDP比)で
⾒ても、主要先進国と比べて遜色ない水準。
○ 研究開発費に対して注目度の高い論⽂(Top10%論⽂)の数が少なく、論⽂の⽣産性が主要先進国に比べて低水準となっており、
研究開発の論⽂⽣産性は低い。
◆論⽂の生産性(2022年)
◆科学技術予算(対GDP比)の比較(2022年)
(%、GDP比)
2.0
1.7
(件)
Top10%論⽂数【A】(注)
1.1
1.0
0.7
0.6
0.5
60.0
20,000
10,000
6,828
3,691
8,305
30.0
日本
米
独
仏
16.6
8.1
米
独
仏
英
日本
米
独
仏
◆研究開発費総額(官⺠合計、対GDP比)の比較(2022年)
5.0
4.0
「研究開発費総額」100億円当たりの
「Top10%論⽂数」 【A÷B】
(件/PPP100億円)
10.0
3.7
英
(2021年)
(2021年)
(%、GDP比)
10.1
0.0
日本
英
20.7
3,769
0
0.0
87.6
31,668
30,000
0.7
研究開発費総額 【B】
90.0
40,000
1.5
(PPP兆円)
⽣産性高い
8.2
3.6
8.0
3.1
2.9
3.0
2.2
6.0
⽣産性低い
2.0
3.6
4.0
4.1
4.7
1.0
2.0
0.0
日本
米
独
仏
英
(2021年)
1.8
0.0
日本
米
独
仏
英
(出所)科学技術指標2024(2024年8月、科学技術・学術政策研究所)を基に財務省が作成。
(注)英国は、2022年の研究開発費総額が公表されていないため、2021年の値を用いている。
(注)論⽂数は分数カウント法による計測。分数カウント法とは、機関レベルでの重み付けを用いた国単位での集計を⾏うもので、例えば、日本のA大学・B大学、米国のC大学の共著論⽂の場合、各機関は1/3と重み付けし、日本2/3件、米国1/3件と集計する方法。