資料Ⅱ-2-1 令和6年度地⽅財政計画 (128 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html |
出典情報 | 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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半導体政策の背景③
○ デジタル技術の進化により、世界における電⼒需要の増加が⾒込まれる。我が国においても、全体として電⼒需要が増加傾向になる
と想定されており、こうした中で、半導体の機能向上等によるエネルギー効率の改善が重要。
【デジタル技術の進化による世界のIT分野の電⼒需要の推移】
[100万GWh]
3.5
IoT機器の使用
コンピューティング
DCインフラ
IT機器の使用
ストレージ
ネットワーク機器の使用
機器製造
【今後10年の⽇本における電⼒需要の想定】
モバイルネットワーク
固定ネットワーク
TVおよび周辺機器の使用
・データセンター・
半導体工場の新増設等
3
2.5
2
1.5
2030年には約1.5倍に増加する可能性
※需要と効率改善の両⽅を踏まえた試算。
ただし、自動運転等の潜在需要は考慮していない。
1
0.5
・テレワーク率の減少
・節電・省エネ
0
2015
2020
2023
2030
(出所)Schneider Electric Digital Economy and Climate Impact
(年度)
(出所)電⼒広域的運営推進機関HP 2024年度 全国及び供給区域ごとの需要想定について
【半導体の⾼性能化とエネルギー効率の改善】
⾼集積化
配線等を短縮し、情報の伝送・処理速度等を向上しつつ、
エネルギー効率も改善
最適化
設計・システム等の最適化により、エネルギー効率を改善
素材の進化
エネルギー損失軽減に加え、冷却など含め、全体効率化
例えば、半導体の微細化により、ゲートの幅と⻑さが各1/k倍となる
場合、消費電⼒を1/k2倍に抑制する効果があると試算。
(出所)第12回GX実⾏会議(令和6年8月27⽇)資料