提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (109 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
見直し前の症例数(人)
1,378人
見直し後の症例数(人)
1,378人
見直し前の回数(回)
1,378回
見直し後の回数(回)
1,378回
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
再評価によって対象患者数や実施回数が変化するものではない。
・難治性造血器腫瘍に対する臍帯血移植は、年間1300例以上施行されており、標準的な治療と位置づけられる。
・臍帯血移植を含む同種造血幹細胞移植は、専門性の極めて高い医療行為である。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 日本造血・免疫細胞療法学会の移植施設認定基準により認定された診療科
制等)
責任医師は、造血細胞移植認定医の資格。造血細胞移植認定医の資格を有している常勤の医師が、少なくとも2 名以上。同種造血細胞移植後フォ
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 ローアップのための研修を修了し、自己研鑽している2名以上の看護師。移植病棟を担当する 1 名以上の薬剤師。移植患者を担当する 1 名以上
の理学療法士。移植コーディネーター(HCTC)が配置されていること。
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 日本造血・免疫細胞療法学会の造血細胞移植ガイドライン
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
同種造血幹細胞移植において、移植片対宿主病は、臍帯血移植は他の幹細胞ソースに比して、同等もしくは軽度とされる。
生着不全が臍帯血移植の問題とされてきたが、本邦においては適切な臍帯血ユニットの選択、レシピエント抗HLA抗体スクリーニングなどによ
り、現在では、生着不全の頻度は、5%未満にまで、改善している。
移植後100日以内の早期死亡は、他の幹細胞ソースと同等とされる。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
倫理的な問題はない。臍帯血はドナーに対する身体的な負担が全くないという長所がある。
少子高齢化が進行する本邦において、造血幹細胞ドナーの確保は喫緊の課題である。
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
66,450
88,090
同種移植における骨髄採取および末梢血幹細胞採取の21,640点を加算し、臍帯血提供を正当に評価する。
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
―
区分をリストから選択
番号
技術名
―
―
具体的な内容
―
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
298,199,200円
その根拠
216400円の増額 x 1年間の臍帯血移植症例数
備考
なし
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
なし
⑫その他
なし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
1,378
1308