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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

288208

向精神薬の多剤減算

日本精神神経学会

向精神薬の多剤減算




平成28年度及び平成30年度改正で行われた、向精神薬の多剤減算をこれ以上行わない
平成28年度及び平成30年度に行われた外来における多剤減算で、外来精神医療における薬物療法は極めて
適正化されている
これ以上多剤減算が行われると、入院に至らず症状が安定している外来通院患者が減薬により症状が増悪し、
最悪の場合入院に至る恐れがあるまた、外来薬物療法のみ多剤減算が行われているが、入院薬物療法に多剤
減算が行われないことは外来⇄入院といった切れ目のない精神科治療の整合性がとられていない

多剤減算 向精神薬多剤処方抑止目的強化のため下記を要望
外来における多剤減算

外来・入院の処方量の整合性から
退院時処方で多剤減算となる場合、当月の入院精神療法の考慮をして下さい
多剤で退院した場合、外来にて減算されない数まで減らすのは極めて困難です

処方箋料・処方料の多剤減算を現行から50/100算定として下さい
(多剤処方の抑制強化のため)

平成30年度における多剤減算要件で外来精神医療による処方は極めて適正化されています。これ以上の種類,数の強化による減算は障害を
持っていても薬物療法により地域で安心して生活している患者さんに対して減量により再発再燃による入院に至る可能性が強化されます。しか
し全体的に多剤処方は少なくなっていないのも事実です

これは、多剤減算点数が少ないため、それを無視して多剤投与を続けているケースが多くみられるためです

これでは改正毎に薬剤の種類,数を少なくしても実際的効果は少ないと思われます

多剤減算による真の効果を求めるためには、多剤投与時の処方箋料、処方箋料の減算のより強化が必要と思われます
(多剤投与の場合の減算点は出来る限り0に近づけるのがよい)
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