提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (61 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
289101
成人先天性心疾患外来指導管理料
日本成人先天性心疾患学会
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
03循環器内科
22小児科
関連する診療科(2つまで)
15心臓血管外科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
特になし
提案当時の医療技術名
場合、右欄も記
載する
無
リストから選択
追加のエビデンスの有無
無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
成人期に達した先天性心疾患への切れ目ない診療体制の提供と疾患の予後改善を目指すために、先天性心疾患の病態に応じ
て専門的診療および生活指導が行われた場合に認められる外来指導管理料である。成人先天性心疾患の診療には専門的なト
レーニングを受けた医師、看護師、心エコー技師、心理士など専門医療従事者の確保が必要であり、また産婦人科、消化器
内科など多職種と協力して、地域の診療連携を生かした医療技術とする。
文字数: 198
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
成人先天性心疾患
医療技術の進歩により先天性心疾患患者の90%近くは成人期に達する時代となった。このような医療技術の革新は1990年代
に起こり、結果としてこれまで成人に達することのなかった重症先天性心疾患患者が現在30歳代に達する時代となってい
る。患者数は推定60万人に達している。小児期には比較的安定した状況で経過しても、成人期には心不全、不整脈といった
問題が進行し、生命予後に影響する問題も出てくる。患者団体から医療体制の充実が要望されており、医療実態としても専
門診療施設の重要性は高い。診療体制確立には専門施設と専門医、専任医療従事者が必要であるが、現在これらを支持する
保険診療制度が確立していない。
文字数: 294
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
成人先天性心疾患患のうち成人先天性心疾患診療を専門とする医療施設で診療を受ける患者。心不全、不整脈、肺高血圧を
合併する患者が対象となる。成人の定義は原則18歳以上とする。
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
関係学会が定める施設基準に適合し地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、成人先天性心疾患に対する外来診
療、もしくは計画的な医学管理を継続して行い、かつ、治療計画に基づき療養上必要な指導を行った場合に、月1回に限り
算定する。
区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
B
番号
特になし
医療技術名
特になし
既存の治療法・検査法等の内容
現在、成人先天性心疾患に対する診療加算はおこなわれていない。
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
研究結果
成人先天性心疾患専門診療施設で診療することにより、患者の診療ドロップアウトが減少し生命予後が改善したという国内
および海外データが報告されている。
専門医による診察はドロップアウトを防ぎ患者生命予後を改善する(添付資料1,4,5)
2a
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)
1260
成人先天性心疾患診療ガイドラインで強く推奨されている