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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

1)名称

日本人てんかん患者のオンライン診療に対する意識調査:インターネットを用いたアンケート調査

2)著者

八代くみこ、田中正人、林えりか、平野京子、田中岳

3)雑誌名、年、月、号、ページ

診断と新薬、2022、59、289-299

4)概要

てんかん患者を対象にウェブアンケート調査を行った研究である。調査の回答者 400名(平均年齢 45.4歳)のうち、オンライン診療経験者は15
名(3.8%)であることが示されている。この15名の通院先はクリニック・診療所が10名、総合病院(てんかんセンターの設置なし)が5名であ
り、てんかんセンターに通院している患者はいなかった。

1)名称

てんかん診断・分類、鑑別

2)著者

監修:日本神経学会、編集:「てんかん診療ガイドライン」作成委員会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

てんかん診療ガイドライン2018、2018、2-16

4)概要

てんかんの確定的な臨床診断は専門家が行うことを推奨している(15ページ)。

1)名称

Epilepsies in children, young people and adults(NICE guideline [NG217])

2)著者

National Institute for Health and Care Excellence

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Available at: https://www.nice.org.uk/guidance/ng217 [Published: 27 April 2022]

4)概要

てんかんのマネジメントに関する英国のガイドラインである。初回発作が疑われる場合、患者の年齢に関わらず、2週間以内に初回発作の評価や
てんかんの診断に詳しい専門医に紹介することを推奨している(8ページ)。

1)名称

The costs of epilepsy misdiagnosis in England and Wales

2)著者

Ariadna Juarez-Garcia, Tim Stokes, Beth Shaw, Janette Camosso-Stefinovic, Richard Baker

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Seizure、2006、Dec、15(8)、598-605

4)概要

イングランド・ウェールズにおいて、てんかんと誤診されることに伴う財務コストを算定した研究である。てんかんと誤診されることによる患者
1人あたりの年間平均医療費は316ポンド(当時のレートで約60,000円)と推定された。主な経済的負担は入院加療(45%)、不適切な抗てんかん
薬の処方(26%)、外来診療(16%)などであった。

1)名称

Budget Impact Analysis (BIA) of Treatment Flow Optimization in Epilepsy Patients: Estimating Potential Impacts with Increased
Referral Rate to Specialized care

2)著者

Masaki Iwasaki, Takashi Saito, Akiko Tsubota, Tatsunori Murata, Yuta Fukuoka, Kazutaka Jin

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Health Econ Outcomes Res、2021、Jun、8(1)、80-87

4)概要

5歳発症のてんかん患者を想定して、マルコフモデルによる長期シミュレーションを行った研究である。レセプトデータなどに基づく現状と非専
門医から専門医への紹介が促進された理想の状況の2パターンでシミュレーションし、両者を比較した。専門医への紹介を促進することで、非専
門医で多剤併用治療を継続する患者は減り、専門医での外科治療数が増加する。その結果として約95億円の医療費削減が見込めることが分かっ
た。

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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