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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (172 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術名: X線動画像撮影ならびに動画像処理
医療技術の概要:パルス状のX線の照射により、連続したX線画像(X線動画像)を撮影し可視化するとともに、得られた動画像への
画像処理により、胸部の機能診断を実現する。呼吸や心拍に伴う胸部の臓器の動きの観察や定量化により、従来にな
い検査方法を提供する。
対象疾患名:肺血栓塞栓症(PE)、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息などの肺疾患や
肺癌など胸部の術前評価、診断、治療方針決定・効果確認
従来の診断方法との比較:従来の機能診断に使われている肺換気/血流シンチグラフィでは、造影剤、アイソトープの使用により侵襲
性が高いとともに大型設備が必要となる。動態解析システムは被ばく量が少ないため、患者負荷が少なく、診断機会の
増加と早期診断が可能となる。
診療報酬上の取扱い:技術料2,342点の新設
X線動画撮影
システム
動画像
[15fps]

有効性

動画解析
システム
X線動画解析
ワークステーション

肺循環疾患の診断精度向上

肺循環評価

・肺シンチグラフィ相当の肺血流障害の評価が可能
・造影剤不要、低侵襲であり、繰り返し検査が可能
・アクセサビリティ向上による血栓症のスクリーニング・経過観
察の精度向上

呼吸器疾患潜在患者の早期発見・重症化防止
Output

一般X線撮影と
同規模の簡便な
システム

画像処理により、
臓器の見える化、
機能診断を実現

呼吸機能評価

・胸郭、横隔膜、肋骨などの動きを可視化・定量化
・スパイロや精密肺機能検査相当の評価が可能
・呼吸器疾患(COPD/喘息/ECAC)潜在患者を早期発見
し重症化を防止

肺切除術の術式最適化、手術安全の向上

術前評価

1371

・肺組織の動きの可視化により、CTやMRIでは困難であった
術前の癒着評価が可能
・術式の最適化により、合併症リスクの低減等、手術の安全
性を向上

←動画像である本技術の有用性は、静止画での適切な表現が困難です。動画像の有用性を是非Webでご覧下さい。