提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (158 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
301201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
中足骨骨切り術(別手術野算定の関節リウマチ患者限定を解除)
日本足の外科学会
30整形外科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
リストから選択
提案当時の医療技術名
有無をリストから選択
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
K
054 3
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
○
その他」を選んだ場合、右欄に記載
重度の外反母趾症例などでは関節リウマチと同様に他趾の変形、関節脱臼を伴うことがあり、中足骨短縮骨切り術による関節温存手術が行われて
いる。しかし、関節リウマチ以外では中足骨骨切り術を別に算定することができず、中足骨骨切り術における「第1指から第5指を別手術野とする
のは、関節リウマチ患者に対し、関節温存を前提として中足骨短縮骨切り術を行った場合に限る」との編注の関節リウマチ患者限定の解除を申請
する
文字数: 199
再評価が必要な理由
関節リウマチ以外でも重度の外反母趾症例などでは関節リウマチと同様に他趾の変形、関節脱臼を伴うことがあり、一般的に中足骨短縮骨切り術
による関節温存手術が行われているが、関節リウマチ以外では中足骨短縮骨切り術を個別に算定することができず、実際に施行した複数の手術点
数を算定できない。施行している手術内容は関節リウマチの対する手術と同様の手技であり、関節リウマチ以外の症例でも「第1指から第5指の中
足骨短縮骨切り術を行った場合にもそれぞれ別手術野として算定できる」ように関節リウマチ患者限定の注釈の解除が望ましいため
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
関節リウマチ以外でも重度の外反母趾症例などでは関節リウマチと同様に内反小趾や第2~4趾の変形、MTP関節脱臼を伴うことがある。これらに
対して一般的に中足骨短縮骨切り術による関節温存手術が行われており、これらの手術の有効性は日本整形外科学会の外反母趾手術ガイドライン
にも述べられている。この手術は外反母趾手術と併せて施行することが多いが、関節リウマチ以外では中足骨短縮骨切り術を外反母趾手術と同時
に、個別に算定することができない。施行している手術内容は関節リウマチの外反母趾、他趾対する合併手術と同様の手技であり、関節リウマチ
以外の症例でも「第1指から第5指の中足骨短縮骨切り術を行った場合にもそれぞれ別手術野として算定できる」ように関節リウマチ患者限定の注
釈を削除することが妥当と考える。
関節リウマチの第2~4趾の変形、MTP関節脱臼に対して施行する中足骨短縮骨切り術は個々にK054骨切り術が算定できるが、関節リウマチ以外の
外反母趾症例に合併した第2~4趾の変形、MTP関節脱臼や内反小趾に対して施行する中足骨短縮骨切り術は算定できない。
K
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
054 3
医療技術名
骨切り術
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 日本整形外科学会の外反母趾手術ガイドラインでも外反母趾に合併した他趾の変形、関節脱臼の手術治療の有効性が述べられており、この手術は
外反母趾手術と併せて同時に施行することが多く、関節リウマチに対する手術と同様の治療効果が期待でき、長期的予後も良好で安定している。
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す 外反拇趾に併存する第2趾MTP関節亜脱臼および脱臼における中足骨短縮骨切り術の臨床成
る。)
績は術後4年で有意に改善し、術前に全例で認められた疼痛は全例消失もしくは改善した。
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