提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
288203
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア(児童思春期加算)
日本精神神経学会
21精神科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア(児童思春期)
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
I
008-2、009
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
○
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
-
20歳未満に対する精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケアについては、それぞれの施設基準に加えて専任の看護師、作業療法士、精神保健福祉
士または公認心理師を1名配置することを条件に所定点数に200点を加算する。
文字数: 103
再評価が必要な理由
20歳未満に対する精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケアは、発達障害だけでなく、不安障害などの精神疾患を有する児の不登校の対応やリハ
ビリテーションとして行われ(文献1、2)、専門職を配置し、学校や専門機関(児童相談所、施設など)、家族との連携が重要であり、専門的
な知識や技術を必要とする。専門職によるチーム医療が必須であり、多くの時間(関連機関との連携、情報交換、スタッフ間の協議や検討など)
を要す。また、発達障害だけでなく精神疾患を有する児の不登校の対応やリハビリテーションに有効であり、I008-2 精神科ショート・ケ
アの1小規模なものの 注7の加算(疾患別等専門プログラム加算 200点)と同様の加算が必要である。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
20歳未満の精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア、本人のみならず家族への指導や関連機関(学校や児童相談所など)との連携が重要であ
り、児童思春期精神医療に精通した専門スタッフの人員配置と高度の専門性を必要とする。多くの施設では、スタッフを増員し専用のスペースを
使用するなど特別な対応を行っている。なかには3歳や6歳から対応している医療機関もある(文献3、4)。この年齢であっても成人と同基準の
診療報酬であり、不合理である。また、その介入の有効性を示す論文もある(文献1、2)。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
【対象とする患者】精神疾患を有するもの【技術内容】地域への復帰を支援するため、社会生活機能の回復を目的として個々の患者に応じたプロ
グラムに従ってグループごとに 治療するものであり、実施される内容の種類にかかわらず、その実施時間は患者1人当たり1日につきショー
ト・ケアでは3時間をデイケアでは6時間を標準とする。【点数や算定の留意事項】ショート・ケアでは小規模なもの275点、大規模なもの330
点。デイケアでは小規模なもの590点、大規模なもの700点。最初に算定した日から起算して1年以内の期間に行われる場合にあっては、早期加算
として、20点を所定点数に加算する。最初に算定した日から起算して1年を超える期間 に行われる場合には、週5日を限度として算定する。た
だし、週3日を超えて算 定する場合にあっては、患者の意向を踏まえ、必要性が特に認められる場合に限る。
I
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
008-2、009
医療技術名
精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケア(児童思春期加算)
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 調査により、20歳未満に対する専門職種のチーム医療と高度の専門的技術による精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケアが行われており、また
その有効性が示されている(文献1、2、3、4)。
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
注意欠如・多動症ーADHDーの診断・治療ガイドライン 第5版 2022年10月 のガイドラ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す イン部分(文献5)の28ページに「小集団ソーシャルスキル・トレーニング」が推奨され
る。)
ており、診療報酬上は精神科ショート・ケア、精神科デイ・ケアのプログラムとして施行
される。
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