提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (97 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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申請技術名
申請学会名
294201
血液疾患外来リハビリテーション診療料
日本造血・免疫細胞療法学会
【技術の概要】 【既存の治療法との比較】
化学療法/造血細胞移植を受けた血液疾患患者に対する、専門スタッフ指導下の継続的な外来運動療法
(現行の診療報酬では入院中に実施された場合に がん患者リハビリテーション料 1単位=205点が算定可能)
提供される運動療法
・ストレッチ
・筋力増強訓練(マシントレーニングを含む)
・有酸素運動(エルゴメーター, トレッドミルなど)
・ADL練習(バランス保持, 階段昇降など)
【対象疾患】
・血液疾患に対し化学療法あるいは造血細胞移植を受けた成人・小児例 (先天性の骨髄不全症/免疫不全症を含む)
・治療により生じた身体機能の低下が遷延し、専門スタッフ指導下での運動療法継続が望まれる症例
→ 年間 370人 x 36回実施と試算
血液疾患の治療
【有効性】
入院中の運動療法
(がん患者リハビリテーション料)
退院/外来移行
外来での継続運動療法
(本申請 1単位=205点)
ADL改善/QOL向上
社会復帰率up
・造血細胞移植患者の4割が身体機能の回復に1年を要し, 3割が
・入院中の運動療法は疲労感の軽減, 身体機能の向上,
QOL向上に寄与する. (Phys Ther 2013;93:514-528) 体力低下により2年間は職場復帰が困難. (BMT 1993;11:319-327)
・移植後の運動機能は移植成績と相関する.
(Int J Cancer 2015;137:2749-2756)
(Oncologist 2015;20:1290-1297)
1296
・外来での運動プログラム実施群はコントロール群に比して
身体機能が有意に向上した. (BMT 2011;46:1245-1255)