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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

299102

感染症流行期トリアージ加算

日本透析医学

【対象疾患】
感染症流行期に咳や発熱、下痢などの症状があるすべての
外来透析患者

【技術の概要】


感染症の流行期に患者が咳や発熱、下痢などの症状
がある場合、来院する前に透析施設に連絡する。

【既存の治療法との比較】
感染症のトリアージであり比較する既存治療は無い。




連絡を受けた透析施設では感染症の疑い患者に来
院時間、来院方法、診察場所などを指示する。

【有効性及び診療報酬上の取扱い】
• 新型コロナウイルス感染症では、透析施設の感染対策の
準備(個人防護具や隔離透析)が整っている施設ほど、
感染透析患者の透析治療を多く行っていた。
• 感染症流行期のトリアージ加算の新設により、現在流行
している新型コロナウイルス感染症やインフルエンザへ
の対策だけでなく、今後も流行する可能性のある新興感
染症や再興感染症にも備えることが可能となる。
• 感染症流行期トリアージ加算の新設により集団治療であ
る透析室の院内感染やクラスター発生を予防し、且つ各
透析施設が外来での感染透析患者の透析治療を継続で
きる。
• 感染症流行期に透析室でのクラスターが発生すると、地
域医療のひっ迫を招く危険性が高く、感染患者のトリ
アージを行い院内感染を予防することは重要だが、トリ
アージは通常診療より対策にコストが必要となる。




患者が来院後は、指定の診察場所で感染の有無や重
症度のトリアージを行い、透析室へ入室する。




感染患者や感染疑い患者は、透析治療のベッド変更
などを指示し、個室隔離または空間的な隔離、時間
的な隔離を行い、透析治療を実施する。

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