提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (138 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
299101
透析患者における弁膜症治療の選択
日本透析医学会
【技術の概要】
【既存の治療法との比較】
透析患者の弁膜症治療法への共同意思決定
(SDM)
透析医(腎代替療法専門指導士)
循環器内科医
心臓血管外科医
【対象疾患】
外科的弁膜症治療を要する透析患者
弁置換術
機械弁
生体弁(ブタ心臓弁、ウシ心膜など)
自己心膜
カテーテル治療(TAVIなど)
2020年改訂版弁膜症治療のガイドライン(文献1):透
析患者に対する人工弁の選択は議論のあるところであ
る。・・生体弁では石灰化によるSVDが,機械弁では出
血合併症が多いことが知られているが,最近の研究では,
両者の成績に差はなく,維持透析症例に生体弁を避ける
必要はないとも報告されており,まだ結論は出ていない.
個々の症例で話し合って決めるしかなく,今回のガイド
ラインでは,どちらかの弁を推奨するということはしな
い.
日本312 例:機械弁(MP)と生体弁(BP)
の生存率に差を認めない(文献3)
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
治療法選択に対して患者と透析医と
循環器医との共同作業を行うことに
より透析患者個々の状態に適した療
法選択が可能となる
周術期・長期管理(共同作業)
生命予後・QOL 改善
1337