提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
288208
※事務処理用
提案される医療技術名
向精神薬の多剤減算
申請団体名
日本精神神経学会
21精神科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
11心療内科
関連する診療科(2つまで)
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
向精神薬の多剤減算
無
追加のエビデンスの有無
I
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
I002
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
「6
その他」を選んだ場合、右欄に記載
○
向精神薬の多剤減算における種類・数の強化停止と現行処方量・処方箋料に対する多剤減
算の強化
提案される医療技術の概要(200字以内)
向精神薬の多剤減算における種類・数の強化停止と現行処方量・処方箋料に対する多剤減算の強化
文字数: 44
再評価が必要な理由
平成28年度及び平成30年度の改正で行われた外来における多剤減算により、外来精神医療における薬物療法はきわめて適正化されている。これ以
上多剤減算が行われると、入院に至らず症状が安定している外来通院患者が、減薬により症状が増悪し、最悪の場合入院に至る恐れがある。ま
た、外来薬物療法のみに多剤減算が行われ、入院薬物療法に多剤減算が行われないことは、外来⇔入院といった切れ目のない精神科治療の整合性
がとられていない。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
外来・入院の処方量の整合性から退院時処方で多剤減算となる場合、当月の入院精神医療法の考慮を要望する。多剤で退院した場合、外来にて減
算されない数まで減らすのは極めて困難である。処方箋料・処方料の多剤減算を現行から50/100算定としていただきたい(多剤処方の抑制強化の
ため)。平成30年度における多剤減算要件で外来精神医療による処方は極めて適正化されている。これ以上の種類・数の強化による減算は、障害
を持っていても薬物療法により地域で安心して生活している患者が、減量による再発再燃によって入院に至る可能性を高める恐れがある。しかし
全体的に多剤処方が少なくなっていないのも事実である。これは多剤減算点数が少ないため、それを無視して多剤投与を続けているケースが多く
みられるためである。これでは改正毎に薬剤の種類、数を少なくしても実際的効果は少ないと思われる。多剤減算による真の効果を求めるために
は、多剤投与時の処方箋料、処方箋料の減算のより強化が必要と思われる(多剤減算の場合の減算点は、できる限り0に近づけるのがよい)。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
外来において、抗精神病薬2種、抗うつ剤2種、抗不安剤及び睡眠薬併せて3種までで、それを超えるものは処方料・処方箋料減算
I
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
I002
医療技術名
向精神薬の多剤減算
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 多剤減算において、処方箋料・処方量の減算を強化することで多剤投与が減少する
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等
無
の改訂の見込み等を記載する。)
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