提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (177 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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脂肪肝定量MRI撮影加算
✓ 水分子と脂肪分子の共鳴周波数の差を利用して
脂肪比率を定量する手法 (proton density fat
fraction: PDFF)。
非アルコール性脂肪性肝疾患
T1強調像/in phase
【既存の治療法との比較】
T1強調像/opposed phase
✓ 非侵襲的に肝脂肪量を計測可能。
✓ 肝臓全体の脂肪量を計測可能。
✓ 短時間(呼吸停止下)で済むため、通常のMRI
検査と同時に施行可能。
✓ 超音波の Transient Elastography での
Controlled Attenuation Parameter (CAP) と比
較して、診断精度が高い。
✓ 評価者・磁場強度・MRI装置の違いや術者の
技量などに左右されない。
✓ 入院が必要な肝生検と比較して、費用負担
が少ない。
【対象疾患】
肝硬度 2.1kPa
肝硬度 10.2kPa
✓ 非アルコール性脂肪肝疾患
(非アルコール性脂肪肝炎を含む)
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
脂肪含有率 21%
Fat Image
PDFF
1376
✓ 超音波での脂肪肝定量よりも診断精度が高
い。
✓ 非アルコール性脂肪肝疾患に有用。
✓ 施設基準として、画像診断管理加算(2)以上、
臨床MRI安全運用のための指針を遵守するこ
とが望ましい。