提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
288102
抗NMDA受容体抗体測定
日本精神神経学会
【医療技術の概要】代表的な自己免疫性脳炎
である抗NMDA受容体抗体脳炎を、髄液の抗
NMDA受容体抗体測定にもとづいて、正確な
早期診断を可能とし、治療予後を改善する。
<経過>初期は精神症状
【既存の技術との比較】既存の検査はなく、
臨床症状と検査で「Probable診断」している。
<発症率>
1~6人/100万/年
Dubey et al. (2018) Ann
Neurol 83:166-177
Bastiaansen et al. (2022)
Neurol Neuroimmunol
Neuroinflamm 9:e1127
原誠 他 (2022)
臨床精神医学 51:491-499
<年齢・性別>
【対象疾患】初発精神
若年に多い ▲
病エピソード、悪性緊
女性に多い ▼
張病、致死性緊張病、
(卵巣腫瘍合併 ■)
難治性てんかん、急速
進行性認知症、脳炎の
うち自己免疫性脳炎が
疑われる患者。
Al-Diwani et al. (2019) Lancet Psychiatry1219
6:235-46
Definite診断のため
に抗体測定が必要
山田了士 他 (2019)
精神科治療学 34:1239-1245
【有効性】正確な早期診断にもとづき
ステロイドパルス・免疫グロブリン大
量・血漿交換・腫瘍切除(発症後4週
以内の治療開始で予後不良が減少)
Balu et al. (2019) Neurology 92:e244-252
【診療報酬上の取扱い】
新規検査として導入
(検査会社が研究検査として受託中)