提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (161 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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【対象疾患】
【既存の治療との比較】
変形性膝関節症、膝関節骨壊死、
大腿骨変形(先天性、外傷性)。
・脛骨近位骨切り術(K054-2)と比較して、
膝の変形の原因が大腿骨に存在する、同じ対象疾患に
対して、同等の術後の活動性と臨床成績が期待できる、
膝温存手術。膝窩部神経動脈損傷などの重篤合併症の
危険性があり、手術時間や放射線被爆のリスクが高い。
適応の多くは外側型変形性膝関節症。
【技術の概要】
大腿骨遠位骨切り術により膝の変形矯正を行うことで、
変形によって軟骨・骨が破綻した膝関節の片側の負
荷を軽減させ、自らの膝を温存しつつ症状を改善し、
機能を回復する手術。
・人工関節置換術・膝関節(K082-1)と比較して、
①膝関節が温存され、消失した軟骨が再生する。
②人工膝関節と同等、それ以上の術後成績である。
自らの膝が残るため、正座、労働、スポーツ復帰が可能。
③感染リスクが無い。
人工関節の感染➡人工関節抜去術
(診療報酬302,300円)
④再手術リスクが殆どない。
人工関節の寿命は15~20年➡人工関節再置換術
(診療報酬548,100円)
【希望する診療報酬上の取扱】
・K手術
・72,890点
対象疾患が同じ人工関節置換術・膝関節手術との
技術難易度、手術所要時間、放射線被ばくのリスク、手
術担当医の熟練度を比較すると、上回る診療報酬であ
るべき。外保連試案通りの診療報酬が妥当。
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