提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (193 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
ガイドライン上も腹臥位療法の「実施には腹臥位にある程度習熟した医療機関で行う必要がある」との記載あり。これは腹
臥位においては多くの人手が必要なこと、また下記の副作用リスクの懸念があるため。ただしこれらの害は最小限であると
考えられている。この手技に習熟した医師および看護師が必要である。
ARDS管理に習熟した施設(救命救急入院料、特定集中治療室管理料、小児特定集中治療管理料)において算定できる
ガイドライン上も腹臥位療法の「実施には腹臥位にある程度習熟した医療機関で行う必要がある」との記載あり。
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
事故抜管、点滴ライン類事故抜去、褥瘡、視力障害などのリスクが起こり得る
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
該当なし
J
妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠
1858点(1日につき)
外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):90,080円
外保連試案2022掲載ページ:2024収載予定
外保連試案ID(連番):T74-26073
技術度:C 医師(術者含む):2名 看護師:3名 その他:なし 所要時間(分):180
-----------------------------------------------------------------J045人工呼吸に腹臥位療法を行なった場合4を追加する。
J045-4 人工呼吸(腹臥位療法)
連続して12時間以上腹臥位で行なった場合(1日につき) 1,858点
ARDS管理に習熟した施設において算定する。救命救急入院料、特定集中治療室管理料、小児特定集中治療室管理料を算定す
る施設に限る。算定対象となった連続する12時間以上については、J045の他の区分は算定できない。日付をまたいで行う場
合には、開始時刻を含む日に算定する。
(根拠)
J-045人工呼吸5時間以上(1日につき)が950点となる。12時間以上の腹臥位療法を行なった場合は、これに加えて(1日に
つき)950点+908点=1,858点の報酬を希望する。
処置所要時間より算定した。従来の人工呼吸J045-3 医師1人15分看護師1人120分(950点)に加え、腹臥位処置に要する時
間として術者医師1名15分+助手医師1名60分+看護師3名×60分(908点)
機器以外の特殊機器は人工呼吸器(高価価格帯)ほか、償還できない医療材料はJ045-3と同じである。
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
予想影響額
区分
区分をリストから選択
特になし
番号
技術名
具体的な内容
増(+)
プラスマイナス
予想影響額(円)
27,240,000円
その根拠
年間本邦で1,000件、1件につき3日間算定されると考え、908点×10円×1,000件×3日=27,240,000円
備考
低酸素に対する救済処置のため、より侵襲度および費用の高い経皮的膜型人工肺(ECMO)治療一定の割合で回避でき、経済
的に影響額が減になる可能性はあるが、データがないため現時点では考慮をしていない。
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
特になし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
3)調べていない
該当なし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他
⑯参考文献2
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
d. 届出はしていない
該当なし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
⑯参考文献1
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
該当なし
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
ARDS診療ガイドライン2021
一般社団法人日本集中治療医学会/一般社団法人日本呼吸器学会/一般社団法人日本呼吸療法医学会
日本集中治療医学会雑誌、2022年、29号、p.316-317およびp.328
4)概要
本邦の3学会合同ARDSガイドライン
推奨する。
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
中等症および重症の成人ARDS患者において、長時間の腹臥位を行うことを条件付きで
Prone positioning in severe acute respiratory distress syndrome.
Guérin C, Reignier J, Richard JC, et al. ; PROSEVA Study Group.
N Engl J Med. 2013 Jun 6;368(23):2159-68. (PMID: 23688302)
重症ARDS患者に対する腹臥位両方が28日死亡率および90日死亡率を有意に減少したことを証明したRCT
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
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