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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (199 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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日本救急医学会

要望「簡易尿中スクリーニングキットによる薬物検査」

対象:救急指定機関または救命救急センターを有する施設において、急性薬物中毒が疑われる意識障害患者
薬物中毒が疑われる場合、
適切な診断と治療を適時に行う上で、
起因薬物を迅速に特定することが極めて重要

その理由

しかし、
急性薬物中毒患者の原因薬毒物検査
質量分析が全国で普及しているとは言い難い
救急科専門医指定施設 546施設
回答率 246施設
質量分析器使用可能 22施設
->全体のたった4%に過ぎない!

本邦唯一の中毒ガイドライン

日本中毒学会編

分析方法としては、上記のようなガスクロマトグラフ質量分析法
(GC/MS)や液体クロマトグラフ質量分析法(LC-MS/MS)が用いられて
いるが、測定に要する時間が長く、操作が煩雑であることから、殆どの医
療機関ではGC/MS やLC-MS/MS を測定できる設備が整っていない。

急性中毒標準診療ガイド(改訂版)

でも記載・推奨あり

シグニファイER定価 4000円
推定される件数 約60,000件
検査料 +人件費等 = 700点
しかし、上記が現時点では医療機関で実費で
活用されており保険収載の要望が大きい

そこで全国的に普及している検査
=「尿中薬物簡易スクリーニング検査」

要望
D005など 尿中薬物簡易定性検査

尿検体使用・5分で結果判明
シグニファイER

急性薬物中毒が疑われる患者に対して救
命救急医療が行われ、
その原因となる薬物の推定のために当該
体外診断用医薬品を用いてスクリーニン
グ検査を行なった場合、
検体検査実施料として700点を算定する
1600