提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (70 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
308202
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
羊膜移植術(通則14の適用)
日本角膜学会
26眼科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
羊膜移植術
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
K
260-2
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
○
通則14の適用
羊膜移植術は、単独手術よりも角膜移植術や翼状片手術、角結膜腫瘍切除などの他の眼表面に対する手術との併施例が多く、以下の手術との同時
手術について通則14(同一手術野における複数手術の算定)の適用を希望する。
(角膜移植術、結膜腫瘍摘出術、眼瞼結膜腫瘍手術、眼瞼結膜悪性腫瘍手術、角結膜悪性腫瘍切除術)
文字数: 150
再評価が必要な理由
全国9施設すべての羊膜バンクにおける活動実績報告では、2017年から2020年におけるわが国の羊膜移植術のうち65-70%が、他の眼表面に対する
手術(翼状片手術、角膜移植術、結膜腫瘍摘出術など)との併施で行われている(※参考文献1)。現在の羊膜移植術の点数には技術料の他に、
羊膜の採取・保存に関わる費用や組織適合性試験の費用が含まれているため、同時手術を行うことが多い本手術の場合、手技に対する十分な評価
がなされていないと考える。現在、翼状片手術に関しては羊膜移植術との併施(通則14)が認められているが、眼表面の再建が重要な腫瘍性疾患
および角膜移植が必要な疾患においても併施が認められるべきである。(※追加のエビデンス)
【評価項目】
わが国における羊膜バンクは全部で9バンク(カテゴリーI:6バンク、カテゴリーII:3バンク)あり、2017年から2020年に実施されたこれら9バ
ンクによるわが国の羊膜移植術の実態調査(参考資料1※)によると、4年間にわたって施行された羊膜移植術うち65-70%が、他の眼表面に対す
る手術(翼状片手術、角膜移植術、結膜腫瘍摘出術など)との併施で行われている。また、その件数も増加している。他の手術との同時手術を行
うことが多い本術式においては、以下の眼科手術との同時手術において通則14(同一手術野における複数手術の算定)を適用することは妥当性が
あると考える。適用となる術式は、角膜移植術、結膜腫瘍摘出術、眼瞼結膜腫瘍手術、眼瞼結膜悪性腫瘍手術、角結膜悪性腫瘍切除術(今回日本
眼科学会から新設要望)が挙げられる。
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):202,165円
外保連試案2022掲載ページ:120-121
外保連試案ID(連番):S94-0129210
技術度:D 医師(術者含む):3 看護師:2 その他:1 所要時間(分):60分
------------------------------------------------------------------(ここまで)
【対象疾患】難治性眼疾患(スティーブンス・ジョンソン症候群、眼類天疱瘡、熱・化学外傷瘢痕、再発翼状片、角膜上皮欠損、角膜穿孔、角膜化学腐食、
角膜瘢痕、瞼球癒着、結膜上皮内過形成、結膜腫瘍)
【技術内容】難治性眼疾患に対し、羊膜バンクより斡旋をうけた羊膜シートを移植し、眼表面の再建を行う
【留意事項】
〇日本組織移植学会が作成した「ヒト組織を利用する医療行為の安全性確保・保存・使用に関するガイドライン」等関連学会から示されている基
準等を遵守している場合に限り算定する。
〇羊膜採取料および組織適合性試験の費用は、所定点数に含まれ、別に算定できない。
〇羊膜を採取・保存するために要する全ての費用は、所定点数に含まれ別に請求できない。
〇令和2年4月より、翼状片手術(K224)と羊膜移植術の同時手術において通則14が適用されることになった。
K
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
260-2
医療技術名
羊膜移植術
1471