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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Radial shock wave therapy for lateral epicondylitis: a prospective randomised controlled single-blind study
G Spacca
Eura Medicophys. 2005 Mar;41(1):17-25.

4)概要

目的:テニス肘(上腕骨外顆炎)の治療における橈骨衝撃波治療(RPW)の有効性を評価すること。
方法 :プロスペクティブ・ランダマイズコントロール単盲検試験で、75名の対象患者のうち、62名の上腕骨外顆炎患者が
無作為に試験群と対照群に割り付け。
試験群に31名、対照群に31名。両群とも1週間に1回、4週間の治療を受けた。試験群には2000インパルスのRPWが、対照群に
は20インパルスのRPWが投与された。すべての患者は、治療前、治療終了時、6ヶ月後のフォローアップの3回評価を受け
た。評価は、疼痛、無痛性握力テスト、機能障害の評価で構成された。
結果 :Visual Analogue Scale(VAS)、disabilities of the arm, shoulder, and hand(DASH)アンケート、pain-free
grip strength testの統計解析の結果、治療後と6ヶ月後のフォローアップの両方で、試験群と対照群で有意差が認められ
た(P <0.001)。
結論 :RPWの使用により、上腕骨外顆炎患者の痛みと機能障害が減少し、握力テストが改善した。RPWは安全で効果的であ
る。

1)名称

A comparative study of the efficacy of ultrasonics and extracorporeal shock wave in the treatment of tennis
elbow: a meta-analysis of randomized controlled trials

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Chenchen Yan
J Orthop Surg Res. 2019 Aug 6;14(1):248

4)概要

方法 PubMed、Embase、Cochrane Library、SpringerLinkの各データベースで発表された、テニス肘(上腕骨外上顆炎)の
治療におけるESWTとUSを比較したRCTを、ソフトウェアおよびマニュアル検索対象研究の偏りリスクと臨床的妥当性を評価
した。研究の主要な結果は、Review Manager 5.3を使って分析。
結果 5つのRCTが対象となった。その結果、ESWT群では痛みのVASスコアが有意に低かった(1ヶ月。MD = 4.47, p =
0.0001; 3ヶ月。MD = 20.32、p < 0.00001、および6ヶ月。USと比較して、MD=4.32, p < 0.0001)。その上、握力は、ESWT
では介入後3ヶ月目にUS群より顕著に高くなった(MD = 8.87, p < 0.00001)。治療3ヵ月後の肘機能のスコアには有意差は
認められなかったが(SMD = 1.51, p = 0.13)、肘機能の主観的スコアはUS群に比べESWT群で良好(SMD = 3.34; p =
0.0008)。
結論 ESWTとUSの間で肘機能評価スコアに有意差はなかったが、痛みのVAS(1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月フォローアップとも)に
おいてESWT群の方が優れており、ESWT群の握力が上昇したこと、効果の主観的評価のスコアは、ESWTがUS療法よりも上腕骨
外上顆炎に対して有効な治療を行っていることを示唆するものだった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

TARIFFARIO FASCHIM per le prestazioni private
なし
2022年1月版

4)概要

国名:イタリア 制度名:化学、化学、製薬産業健康保険基金の保険適用説明資料。p92の2922が圧力波疼痛治療術に該当
し、p91には適用に際して医師の指示書と理学療法の専門資格者により実施する事が記載されている。
p92の2922:"Diatermia onde corte/microonde o onde d'urto radiali (marconi o radarterapia) (anche se prescritto
da medico chirurgo specialista in reumatologia)" 以下 訳文:「短波・マイクロ波ジアテルミーまたは拡散型圧力波
(マルコーニ療法またはレーダー療法)(以下の場合も同様 リウマチ専門外科医が処方する)」
p91 冒頭から3項目目に" Le prestazioni di fisiokinesiterapia sono fruibili unicamente se prescritte dal medico
chirurgo con uno dei seguenti titoli di specializzazione: ortopedia e traumatologia, medicina dello sport,
fisiatria "とあり、その訳文は「フィジオキネシオセラピーのサービスは、以下のいずれかの肩書きを持つ外科医が処方
した場合のみ利用可能。整形外科・外傷学、スポーツ医学、リハビリテーション医学の専門分野 」

1)名称

Shock Waves as a Treatment Modality for Spasticity Reduction and Recovery Improvement in Post-Stroke Adults Current Evidence and Qualitative Systematic Review.

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Robert Dymarek et al
Clin Interv Aging.2020 Jan 6;15:9-28

4)概要

脳卒中後の筋痙縮におけるRPW(拡散型)とfESWT(集束型)を比較検討したシステマティックレビュー。どちらも非侵襲的で
安全な治療法であり、脳卒中後の筋痙縮を軽減し、運動回復を向上させる。比較的、RPWの方が痙縮に対する効果が若干優
れている可能性があり、RPWを用いた研究の方が方法論的品質とエビデンスレベルが高い。

1)名称

Comparative Effectiveness of Botulinum Toxin Injections and Extracorporeal Shockwave Therapy for Post-Stroke
Spasticity: A Systematic Review and Network Meta-Analysis.

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Po-Cheng Hsu et al
eClinical Medicine

4)概要

脳卒中の痙縮軽減におけるボツリヌス治療と体外衝撃波(拡散型、集束型)の有効性を比較検討したSystematic Review 。
体外衝撃波の効果はボツリヌス治療と同等であり、拡散型体外衝撃波は3つの治療法の中で最も痙縮を軽減する可能性があ
る。

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

Volume 43, January 2022,

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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