提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【技術の概要】
【有効性および既存の治療法との比較】
圧縮空気により加速した金属発射体が
機器内でピストン運動を行い、機器先
端のトランスミッターの皮膚接触部を
介しエネルギーを生体に伝達する。
圧力波には、除痛、組織再生、加えて神経
筋接合部に作用して、筋の固さを改善する
効果などがあり、従来の治療法にくらべて、
難治性関節周囲炎、腱付着部炎における治
療期間短縮効果がある。
筋痙縮に対しては、ボツリヌス治療と同等
の効果があるとされており、
上腕骨外上顆炎のRCTでは、圧力波適用群は
対照群に比べて、疼痛、無痛性握力テスト、
機能障害スコアに優れると示されている。
:添付(資料1/5)参照
肩周囲炎への適用
【対象疾患】
上腕骨外上顆炎、および四肢関節腱付着部炎(大転子
部疼痛、膝蓋腱炎、アキレス腱炎、足底腱膜炎等)、
腱付着部症、石灰沈着性腱炎、筋痙縮、関節拘縮など
令和2年患者調査では上腕骨外上顆炎の患者数は
27,000人/月、このうち3%程度の患者が難治性になる
と推測し、さらに難治性患者の60%程度が拡散型圧力
波を適用すると、年間患者数は約5,800人となる。
1425
【診療報酬上の取扱い】
医師管理のもと、理学療法士も施行可
能な処置として登録
区分
保険点数
J
2,619点/回