提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (39 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
国際衝撃波学会(ISMST)の推奨する体外衝撃波治療の適応疾患に上腕骨外側上顆炎などの難治性腱付着部症全般がある。エコーで照射する深度、
部位を確定させてピンポイントで治療を行う必要があり、解剖、病態、禁忌事項、予見される不具合を熟知している医師が集束型体外衝撃波療を
行う必要がある。現在、医薬品医療機器総合機構で認可されている全ての集束型体外衝撃波装置は、最大65%の出力を超えない安全な設定となっ
ている。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 整形外科を主として標榜する診療科
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 整形外科専門医1名
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
禁忌:照射領域内の悪性腫瘍、胎児。相対的な禁忌は骨端線、脳脊髄である。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
特になし
⑧点数等見直し
の場合
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
見直し前
見直し後
その根拠
5,000点
5,000点
難治性の足底腱膜炎の体外衝撃波疼痛治療術は5,000点(一連につき)であり医療技術はそれと同じと考える。
区分
K
番号
技術名
腱切離・切除術
具体的な内容
難治性の腱付着部症に対して施行される腱切離・切除術が減少して治療費の削減が期待できる。
減(-)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
240,000,000円
その根拠
手術をした場合は250,000円(手術料+入院費+麻酔費)、体外衝撃波疼痛治療術(一連につき)50,000円。国内年間実施件数は約1,200件。
備考
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
体外衝撃波疼痛治療装置、消耗品(円筒型衝撃波コイル)
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会
日本整形外科スポーツ医学会(2023年4月から上記学会と併合)
⑭参考文献1
⑭参考文献2
1)名称
難治性上腕骨外側上顆炎における収束型体外衝撃波の治療成績
2)著者
坂井周一郎、光井康博、松瀬携
3)雑誌名、年、月、号、ページ
日本肘関節学会雑誌、2020、27(2)、307−310
4)概要
難治性上腕骨外側上顆炎に対する収束型体外衝撃波療法の経時的効果を調査し、日本整形外科学会、肘機能スコアを用いて圧痛とThomsen test時
の動作時痛、健側比握力について評価した。収束型体外衝撃波療法後6週から全項目の有意な改善を確認できた。収束型体外衝撃波療法は難治性
上腕骨外側上顆炎に対する治療法の一助となる可能性が示唆された。
1)名称
難治性上腕骨外側顆炎に対する体外衝撃波治療の経験
2)著者
杉田直樹、立花陽明、坂口勝信、織田弘美
3)雑誌名、年、月、号、ページ
別冊整形外科 スポーツ傷害の予防・診断・治療、2018年4月、73号、63−66
4)概要
難治性上腕骨外側顆炎に対する体外衝撃波治療の有効率は90.5%で良好な治療成績が得られた。体外衝撃波治療はスポーツ競技者がトレーニ
ンングを続けながら行うことが可能であり、手術後の安静の必要性や重大な合併症もないことから手術的治療を行う前の選択肢になりうると考え
られた。
1)名称
2)著者
⑭参考文献3
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
⑭参考文献4
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
⑭参考文献5
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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