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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「前眼部三次元画像解析の適応拡大」について
【技術の概要】
レーザーによる干渉光やScheimpflugカメラを利用して、
角膜、結膜や強膜の撮影および形態解析を行う。

角膜移植術を計画する段階において、細隙灯顕微鏡では
確認できない角膜全体の形態や角膜後面の確認が可能。
DSAEK、DMEK、PKP等からどの術式を選択するのか
に有益な情報が得られる。

【対象疾患】

角膜混濁、角膜移植術術前、前眼部形成異常、緑内障
手術後、角結膜腫瘍、虹彩毛様体腫瘍への適応拡大
対象患者数 [出典:令和3年社会医療診療行為別統計]
角膜混濁・角膜移植前:81千人
緑内障術後:68千人
現適応:急性緑内障発作を疑う狭隅角眼、角膜移植術術後、外傷後毛様体剥離

緑内障手術後の濾過胞のカプセル
化や平坦化などの形態情報やサイ
ズなどの重要な情報を得ることが
できる。ニードリングや縫合糸切除
などの治療判断を行える。

【既存の検査法との比較】
⚫ 前眼部三次元画像解析(AS-OCT)は、既存のスリット
ランプ検査では臨床的特徴が明確に検出できない場合
に診断を明確に行うことができる。さらに角膜の変化を
定量化でき、病気の重症度を評価し、その進行を評価す
ることが可能。
スリットランプ
(細隙灯顕微鏡)画像
AS-OCT
角膜断層像

【診療報酬上の取扱い】
検査 D274-2 前眼部三次元画像解析 265点

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