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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「マイボーム腺機能検査」について
【技術の概要】
近赤外線を用いて非侵襲的にマイボーム腺(涙液の油層を分
泌)の形態を観察する検査 (マイボグラフィ)

【既存の検査法との比較】
従来法:細隙灯顕微鏡ではマイボーム腺の観察はできない

【対象疾患】
マイボーム腺機能不全(MGD)およびその疑いがある患者

症例1:正常

症例2:MGD進行例

本検査:非侵襲的にマイボーム腺構造の観察が可能

マイボーム腺

症例1:正常

【有効性】

症例2:MGD進行例

【診療報酬上の取扱】

マイボグラフィはマイボーム腺機能不全の診断に有効である
ことに加え、非侵襲的で短時間に検査が可能。
マイボーム腺機能不全の鑑別診断により、治療法の選択(マ
イバム圧出・温罨法等の基本的治療、薬剤による抗炎症療法、
眼瞼加温加圧装置を用いた新しい治療法など)が可能。
[マイボーム腺機能不全診療ガイドライン(令和5年2月)]

外保連試案: E61-1-3201 7,720円(費用計)
対象患者数: 776,000人(マイボーム腺機能不全)
技術的には、 「D273 細隙燈顕微鏡検査(前眼部)」と同等と考えら

れる。

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