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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (89 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

眼科

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

医師、看護師

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

特になし

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

特になし

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

特になし



妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)

⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

10点
外保連試案における前眼部デジタル撮影はE61 1-1310 細隙灯写真撮影前眼部に該当する。本来58点であるが、様々な前眼
部疾患の記録に汎用できる技術であるため、医療経済的な影響が大きいと考える。D273 細隙燈顕微鏡検査(前眼部)48点
との差額である10点を前眼部デジタル撮影加算として認めていただくことが最もわかりやすいと考える。または、D273 細
隙燈顕微鏡検査(前眼部)48点、D 257 細隙燈顕微鏡検査(前眼部及び後眼部)112点を算定しない前提で前眼部デジタル
撮影58点、前眼部及び後眼部デジタル撮影122点とすることも可能である。
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):8,180円
外保連試案2022掲載ページ:360-361
外保連試案ID(連番):E61-1-1310
技術度:C 医師(術者含む):1 看護師:1 その他:1 所要時間(分):15
------------------------------------------------------------------(ここまで)

区分

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特になし

番号
技術名
具体的な内容
増(+)

プラスマイナス
予想影響額(円)

112,883,180円

その根拠

10点×11,288,318×10=112,883,180円

備考

適応疾患を絞ることで予想影響額を調整することは可能である。

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
なし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況

※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

1)収載されている

中華人民共和国 (2023年3月22日時点 1中国人民元=19.26円)
1)都市企業従業員及びその退職者に対する都市従業員基本医療保険制度度(強制加入)
2)都市及び農村の住民(非就業者)に対する都市・農村住民基本医療保険制度険(任意加入)
3)公務員に対する公務員医療補助制度があり、医療保険制度への加入率は 95%を超えている。
眼前段照相(单眼)5中国元×19.26=96.3円
眼前段照相(双眼)10中国元×19.26=192.6円

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

なし

⑯参考文献1

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

1)名称

前眼部撮影用アタッチメントを装着したスマートフォンと医療用social networking service(SNS)を用いた眼科診断支援

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

花田 一臣(旭川医科大学 医工連携総研講座)ほか
眼科62巻4号 Page399-406(2020.04)

4)概要

前眼部撮影用アタッチメントを装着したスマートフォンで取得した画像所見と医療用social networking service(SNS)を組
み合わせて行う症例検討に関する一連の経験について,画質,操作性,運用に関するアンケートを行い眼科診断支援に役立つ,
との回答を得た。本システムを介して取得した前眼部画像所見は良好な医療情報となり,医療用SNSを通じた眼科遠隔診療支
援に役立つことが示唆された。

1)名称

『海外展開を視野に入れた「ICT デバイスを活用したスマートヘルスケアシティ」のモデル策定等に関する調査』 調査報
告書

2)著者

有限責任監査法人トーマツ

3)雑誌名、年、月、号、ページ

内閣官房 健康・医療戦略室
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/siryou/pdf/r01hosei_smart-healthcare-city.pdf
P165-167,P223-228

4)概要

眼疾患に係る遠隔診断システムであり、白内障・トラコーマ・河川盲目症などの世界の失明原因の半数以上を占めている失
明疾患の検査・診断に適している。また、ドライアイ・アレルギー性結膜疾患・円錐角膜など、全年代に発症し、日々の
QOLに大いに関連する疾患の診断・治療にも適している。他にも眼科急性疾患の一つである緑内障発作の診断が可能であ
り、緊急手術の適応やリスク判断にも適している。近隣の診療所や地域病院等のクリニックレベルの病院の医師がアタッチ
メントを付けたスマートフォンを用いて患者を撮影し、眼科専門医へと画像を転送することで、遠隔診断を行う。従来現場
での撮影技術が課題であったが、診断医が欲しい情報を的確に検査することによってオンラインで多くの疾患が診断可能と
なる。

⑯参考文献2

1490