提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (186 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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現在当該疾患に対して行われている
開腹/腹腔鏡手術との比較・有効性
医療技術の概要
内視鏡手術支援ロボットを用いて
脾合併膵体尾部切除術および
リンパ節郭清を行う
•
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対象疾患名
主にリンパ節郭清が必要な膵体尾部領域
の悪性腫瘍
開腹術と比べ
創が小さく術後疼痛が少ない
開腹術と比べ長期予後は同等
腹腔鏡下手術と安全性は同等で
リンパ節郭清個数が多く
開腹移行が少ない de Rooij T. Ann Surg. 2019
Raoof M. Br J Surg. 2018
van Hilst J. Br J Surg. 2019
Mavrovounis. J Buon. 2020
Asbun. Ann Surg. 2020
診療報酬上の取り扱い
腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術(K702-2 1.脾同時切除
の場合) (53,480点)には、
開腹術式のリンパ節郭清を伴う術式(K702 2)
(57,190点)に相当する亜分類がない。
腹腔鏡下手術
ロボット支援下手術
一定の向きにしか
操作できない
多関節機能を持ち様々な向きで
安定した操作が可能
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*開腹手術より難易度が高く,周術期成績が優れ
ているにも関わらず点数は低く設定されている。
*内視鏡手術支援ロボットを使用しても、
腹腔鏡と同等の点数しか認められていない。