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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (173 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

当該術式は肝胆膵外科手術に加え、ロボット支援手術に熟練した施設で行うことが望ましい。

膵臓に係る手術を年間に20例以上実施していること。
腹腔鏡を用いる手術について、関連学会から示されている指針を踏まえ、手術適応等の治療方針についての検討を適切に実施
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体制 すること。
病理部門が設置され、病理医が配置されていること。
等)
緊急手術が可能な体制を有していること。

腹腔鏡下膵頭十二指腸切除又は腹腔鏡下膵体尾部切除術(両術式とも内視鏡手術用支援機器使用術式も含む)を術者として20
例以上実施した経験を有する常勤医師。
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門性 外科又は消化器外科において常勤の医師が5名以上配置されており、そのうち1名以上が消化器外科について15年以上の経験を
有していること。
や経験年数等)

その他
日本内視鏡外科学会のロボット支援手術における学会指針では、保険適用されたロボット支援手術についてNational
(遵守すべきガイドライン等その他の要 Clinical Database (NCD)への術前登録を必須条件としている。
件)

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

過去の報告より術後膵液瘻発生率は約20%と予想される。このため適切な合併症に対する治療を行うことができる、膵手術に
慣れた施設に限定する。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし



妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

251,802
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):2,518,022円
外保連試案2022掲載ページ:2024収載予定
外保連試案ID(連番):S94-0259820
技術度:D 医師(術者含む):4 看護師:2 その他:0 所要時間(分):540
------------------------------------------------------------------(ここまで)

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

その他(右欄に記載する。)

番号
技術名

該当なし
該当なし

具体的な内容

該当なし

プラスマイナス
予想影響額(円)

151,081,200円

その根拠
備考

該当なし

増(+)
年間症例数が60例/年増加したと仮定すると251,802x60=15,108,120点

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
特になし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

該当なし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

該当なし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Minimally invasive versus open central pancreatectomy: Systematic review and meta-analysis
Sara Sentí Farrarons,Eduard A. von Bodegraven, Alain Sauvanet, et al
Surgery、2022、11、172、1490-1501

4)概要

低侵襲膵中央切除(ロボット支援膵中央切除および腹腔鏡下膵中央切除)と開腹膵中央切除術のメタ解析において、開腹手術と
比較し、低侵襲手術では輸血率や再入院率が有意に減少し、膵外分泌機能が有意に温存された。一方、術後合併症率、膵液瘻
発生率において有意な差は認められなかった。

⑯参考文献1

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