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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (191 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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【技術の概要】
・不可逆的機能不全確認の為の検査(脳
波、聴性脳幹反応、脳血流診断等)を実施
し、判定記録書を作成し、終末期治療方針
の決定、家族へ情報提供を行う。
・重症患者メディエータを含めたチームが
中心になり、多職種カンファレンス等で終
末期のコンセンサスを得たのち、家族に結
果を説明し、臓器提供の選択肢提示を行な
い、記録した場合のみ算定される。

「不可逆的全脳機能不全管理料」について

【対象疾患名】
・集中治療室で治療を行う重篤患者のうち
深昏睡、脳幹反射が消失している、患者終末期
(不可逆的全脳機能不全)が疑われる患者。
・平成18年度 厚生労働科学特別研究事業に
よる調査では、5類型病院のうち、脳死とされ
うる不可逆的全脳機能不全患者は5,496人/年。

【現在当該疾患に対して行われている治療との比較】
・急性期終末期患者の積極的診断とその患者・家族対応について、これに特化した加算はない。
・不可逆的全脳機能不全診断のための予備的脳波検査や脳血流画像検査等、各種診断にかかる費用に関して、
現状は包括の範疇内と扱われており、加算はない。
【診療報酬上の取扱】 区分B:管理料 7,000点

(患者終末期状態確認のための諸検査費用を含む)
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