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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本緑内障学会、庄司信行(日本緑内障学会・外保連実務委員)
日本眼腫瘍学会、古田 実(理事長)

1)名称

Role of AS-OCT in Managing Corneal Disorders

2)著者

Gupta, N.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Diagnostics 2022, 12, 918.

4)概要

・角膜混濁や結膜疾患などの透明組織の疾患では臨床的特徴がわずかであったり不顕性であったりするが前眼部OCTを使用することで明確な診断
を行うことができ、定量化や進行度の評価に有用である。
・角膜ジストロフィーにおいて混濁の深さや形態の変化を推定することは治療法を選択するうえで最も重要である。前眼部三次元画像解析検査
は、角膜微細構造変化を高解像度で識別することができ、疾患の鑑別に役立つ。
・AS-OCTは角膜移植の手術計画と術後モニタリングに有用であり、とりわけ角膜内皮術を計画する段階において、角膜全体の形態や、角膜後面の
確認が可能なため、DSAEK、DMEK、またはPKのどれを選択するのか有益な検討材料になると記述されている。

1)名称

In vivo Imaging of Reis–Bücklers and Thiel–Behnke Corneal Dystrophies Using Anterior Segment Optical Coherence Tomography

2)著者

Tsubasa Nishino

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Clin Ophthalmol. 2020; 14: 2601–2607.

4)概要

AS-OCTを使い、遺伝性のReis-Bucklers角膜ジストロフィ(RBCD)およびThiel-Behnke角膜ジストロフィ(TBCD)のin vivo角膜変化を調査した。
角膜ジストロフィ症例において、角膜混濁部深さや角膜形態変化を推定する事は、治療を選択する上で最も重要である。AS-OCTは、部位の深さを
精密に特定でき、適切な治療の選択を支援する。
AS-OCTは、in vivoのRBCDおよびTBCDに関連する角膜変化の特徴を明確に識別した。よって、RBCDおよびTBCDの差別化が達成できた。

1)名称

Updates on the utility of anterior segment optical coherence tomography in the assessment of filtration blebs after glaucoma
surgery

2)著者

Bachar Kudsieh

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Acta Ophthalmol. 2022: 100: e29–e37

4)概要

前眼部OCT(AS-OCT) は、緑内障手術の評価とフォローアップ、特に線維柱帯切除術の濾過胞の評価において重要な情報を提供する。濾過胞の形態
は定性的にびまん性、嚢胞性、カプセル化および平坦化に分類でき、前眼部OCTの情報から濾過胞の高さ、内部の高さ、ブレブ壁の厚さ、内部の
水疱数など、いくつかの定量的パラメーターも表示が可能。術後の初期のこれらのパラメーターは、および後期における手術の成功または失敗を
予測し、フォローアップ中の臨床管理に影響を与える可能性がある。
さらに濾過量を増やし、さらに眼圧を下げる必要がある場合に、ニードリングやレーザー縫合糸切除などの必要性を判断できる。

1)名称

Morphological analysis of functional filtering blebs with anterior segment optical coherence tomography: A short-term prediction
for success of trabeculectomy

2)著者

Anuradha Raj and Harsh Bahadur

3)雑誌名、年、月、号、ページ

European Journal of Ophthalmology 2021, Vol. 31(4) 1978–1985

4)概要

線維柱帯切除術の短期成功を予測するために、前眼部三次元画像解析を使用して線維柱帯切除術の 1 か月後の濾過胞のの形態学的パラメーター
を分析した。術後一か月後のパラメーターと術後6 か月のフォローアップでの眼圧と相関しており、術後一カ月の前眼部三次元解析は6か月後の
濾過胞の機能を予測することができる。

1)名称

前眼部形成異常の診療ガイドライン

2)著者

厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業
「角膜難病の標準的診断法および治療法の確立を目指した調査研究」研究班 診療ガイドライン作成委員会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日眼会誌125:605-629,2021

4)概要

臨床所見より前眼部形成異常が疑われる症例での病型を診断する検査として,超音波生体顕微鏡(ultrasound biomicroscope:UBM)および前眼
部光干渉断層計(opticalcoherence tomography:OCT)を提案する.両検査ともに細隙灯顕微鏡では観察が困難である角膜裏面や隅角,虹彩の状
態の把握に有効であると考えられ,病型を診断する検査として実施することを提案する.

⑭参考文献1

https://doi.org/10.3390/diagnostics12040918

Published online 2020 Sep 7. doi: 10.2147/OPTH.S265136

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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