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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「涙液動態検査」について
【技術の概要】

【対象疾患】

可視光もしくは赤外光を用いて、涙液層破壊
時間(開瞼[まばたき]による涙液層の形成か
ら層構造が破綻するまでの時間)を測定する。
測定方法には、眼撮影装置や角膜トポグラ
フィーシステムを用いて涙液の反射光を観察す
る方法と、フルオレセインナトリウム染色下で細
隙灯顕微鏡を用いて観察する方法がある。

ドライアイ

【既存の検査法との比較】
・ 涙液の安定性(涙液の質)を定量的に低侵襲で評価できる。
・ 既存のシルメル法は涙液の量を測定するものであり、
涙液層の安定性は評価できない。

* 涙液層破壊時間
開瞼(まばたき)による涙液層の
形成から層構造が破綻するまでの
時間を測定します。ドライアイ患者
は健常者よりもその時間が短いこと
が知られています。

シルメル法

フルオレセイン染色法

眼撮影装置による方法

引用元:IOVS, 2019, June,
Vol.60 No.7, 2532-2542
健常者 ドライアイ

開瞼直後

涙液層破綻

【診療報酬上の取扱い】
外保連試案費用 E61-1-3410 13,290円
難易度は、D277 涙液分泌機能検査と同等

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