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提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (182 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

313202

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

膵体尾部切除(リンパ節郭清を伴う)(ロボット支援)
一般社団法人日本肝胆膵外科学会
18消化器外科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

13外科
関連する診療科(2つまで)
00なし

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

リストから選択

提案当時の医療技術名

有無をリストから選択

追加のエビデンスの有無
診療報酬区分



診療報酬番号

702-2 1

再評価区分(複数選択可)

1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し





保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載

リンパ節郭清が必要な膵体尾部領域の悪性腫瘍に対して、脾合併膵体尾部切除およびリンパ節郭清の全行程もしくは一部を内視鏡手術支援ロボッ
トを用いて行う。

文字数: 73

再評価が必要な理由

膵体尾部悪性腫瘍に対して膵体尾部切除術を行う場合、開腹手術では膵体尾部腫瘍切除術 リンパ節・神経叢郭清を伴う腫瘍切除 (K702 2,
57,190点)が適用され、リンパ節郭清を伴わない術式(K702 1, イ26,880点、ロ21,750点)より高い点数となる。一方、腹腔鏡手術ではリンパ節
郭清の有無による亜分類はされておらず、膵体尾部悪性腫瘍に対する手術は腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除術、脾同時切除の場合 (K702-2 1, 53,480
点)が適用される。これは内視鏡手術支援ロボットを用いて腹腔鏡下膵体尾部腫瘍切除を行った場合(ロボット支援下膵体尾部切除術)も同様であ
る。これら低侵襲術式での膵体尾部切除術は、開腹手術との比較で短期成績に優れ、長期成績は同等であるにもかかわらず開腹手術よりも診療報
酬点数が低く設定されている。したがって、ロボット支援下膵体尾部切除術(リンパ節郭清を伴う)の診療報酬点数引き上げが必要と考える。

【評価項目】
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):2,008,358円
外保連試案2022掲載ページ:2024収載予定
外保連試案ID(連番):S94-0259030
技術度:D 医師(術者含む):4 看護師:2 その他:0 所要時間(分):420
------------------------------------------------------------------(ここまで)
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

膵体尾部切除術のうち、悪性腫瘍に対するリンパ節郭清を伴うロボット支援下膵体尾部切除術は技術的に難易度が高い。一方で、当該技術は開腹
の膵体尾部切除術より短期成績に優れ、長期予後は同等であり、日本膵臓学会の膵癌診療ガイドラインで本術式を行うことが提案されている。以
上より、膵悪性腫瘍に対するリンパ節郭清を伴うロボット支援下膵体尾部切除術は、開腹の膵悪性腫瘍に対する膵体尾部切除術、リンパ節郭清・
神経叢郭清を伴うものより高い評価が妥当と考える。

主にリンパ節郭清を必要とする膵体尾部に発生した悪性腫瘍を持つ患者が対象である。脾合併膵体尾部切除術、リンパ節郭清という行程の全行程
もしくは一部をロボット支援下に行う。当該手術について十分な経験を有する医師により実施された場合に算定する。なお、原則として周辺臓器
及び脈管の合併切除を伴わないものに対して実施した場合に限り算定する。

診療報酬区分(再掲)



診療報酬番号(再掲)

702-2 1

医療技術名

膵体尾部切除(リンパ節郭清を伴う)(ロボット支援下)

1583