提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (30 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
306201
※事務処理用
提案される医療技術名
腱鞘内注射(増点)
申請団体名
日本運動器科学会
30整形外科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
33形成外科
関連する診療科(2つまで)
38その他(診療科名を右の空欄に記載する。)
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
靭帯性腱鞘内注射
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
G
G007
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
○
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
ペインクリニック科
その他」を選んだ場合、右欄に記載
腱鞘内と腱との間の、ごく狭い空間に27G前後の細い注射針で局所麻酔剤とステロイド剤等を注射する行為。薬液が腱鞘内注射かどうかの確認は
薬液注入時の抵抗感や、腱鞘の走向に沿う膨隆等によって確認する。皮下組織への漏出は副作用のリスクを高め正確な注入が必要であり、超音波
検査での確認も有用である。
文字数: 144
再評価が必要な理由
現行の保険点数は、腱鞘内注射が27点(G007)で算定されているが、これはより手技の容易な静脈注射34点(G001)や関節腔内注入80点(G010)
より低く設定されている。腱鞘内注射の具体的手技については、腱鞘の解剖学的知識と、腱を損傷せずかつ、皮下組織へ漏らすことなく注入する
高度な技術を要する。従って関節腔内注入より高い点数設定を要望する。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
外保連試案ID(連番):T51-01080
外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):2,687円
技術度B 医師1名(5分) 看護師1名(10分) 所要時間10分
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
ばね指、de Quervain腱鞘炎などを対象とする。腱鞘内注射の具体的手技については腱鞘の解剖学的知識と、腱を損傷せず、かつ皮下組織へ漏ら
すことなく注入する高度な技術を要する。従って、関節腔内注入より高い点数設定を要望する。
G
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
G007
医療技術名
腱鞘内注射
③再評価の根
拠・有効性
処置室クラスB
腱鞘内注射は確実に施行されれば、関節拘縮の強い重症の腱鞘炎においても、ばね指症状、疼痛、拘縮の改善が得られる。近年ではトリアムシノ
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 ロンに代表される中~長時間作用型のステロイドを薬液として使用することにより、症状の寛解、ないしは半年間の治癒が半数以上の症例で得ら
れている。再発の場合でも、本法の再試行により確実に症状の改善が得られ腱鞘切開術(K028)の機会は大幅に減少する。すなわち本注射行為は
後等のアウトカム
腱鞘切開術の件数を確実に減らす効果が期待できる。
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等
ガイドライン等の改定の見込みなし
の改訂の見込み等を記載する。)
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