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【資料No.1】2.5_臨床に関する概括資料 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29325.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第5回 11/22)、医薬品第二部会(令和4年度第13回 11/22)(合同開催)《厚生労働省》
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S-217622

図 2.5.1.2-2

2.5 臨床に関する概括評価

重症度別マネジメントのまとめ

出典:COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第 13 版 [15]

COVID-19 の収束には,SARS-CoV-2 感染者が一般的な感染症への治療と同様に,地域の診療
所で一次治療が受けられるようになることが重要である.感染が蔓延している状況では,重症
の患者が増加することで医療資源が逼迫するため,重症化リスクが低く,比較的軽症の患者は
宿泊療養又は自宅での経過観察とならざるを得ないため,治療機会を失い,重症化し,さらな
る医療資源の逼迫に繋がり,社会問題化することが危惧される.2022 年 2 月時点において,オ
ミクロン株による感染再拡大が急速に進む状況下では,医療資源の逼迫に加え,社会活動や経
済活動に影響を及ぼしかねない.
また,2022 年 2 月現在,本邦におけるワクチン 2 回接種完了率は 78%以上に到るが [23],ワ
クチン接種からの時間経過による中和抗体の減少や,感染力の高い変異株出現によるブレイク
スルー感染が懸念されており,3 回目接種が進められている.COVID-19 の収束まで,このよう

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