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【資料No.1】2.5_臨床に関する概括資料 (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29325.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第5回 11/22)、医薬品第二部会(令和4年度第13回 11/22)(合同開催)《厚生労働省》
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S-217622

2.5 臨床に関する概括評価

人健康成人女性に Day 1 のみ 375 mg,その後 Day 2~5 に 125 mg で 1 日 1 回反復経口投与した
ときの Day 5 の Cmax の幾何平均値は,28.1 µg/mL (表 2.5.3.1-3 参照) であり,2000 mg 単回投与
での Cmax の幾何平均値 96.9 µg/mL (表 2.5.3.1-1 参照) はこの約 3.4 倍であった.本検討から,
S-217622 は,Day 1 のみ 375 mg,その後 Day 2~5 に 125 mg で 1 日 1 回反復経口投与したとき,
QT 延長リスクはないと考えられた.

図 2.5.3.4-1

S-217622 (懸濁剤) 20~2000 mg 単回経口投与後の血漿中 S-217622 濃度の各分
位における平均 ΔΔQTcF 及びモデルで予測された平均 ΔΔQTcF の結果

黒実線及び青い影付き領域 = ΔΔQTcF のモデル予測値及びその 90%信頼区間.
標準偏差を含む円 = 血漿中 S-217622 濃度を 10 分位した際の各分位における ΔΔQTcF の平均値及びその 90%信
頼区間.
赤線 = 血漿中濃度を 10 分位した際の各分位ごとの範囲.
出典:5.3.4.1-01_S-217622-CPK-002-A_Figure 1.1.1

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