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【資料No.1】2.5_臨床に関する概括資料 (181 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29325.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第5回 11/22)、医薬品第二部会(令和4年度第13回 11/22)(合同開催)《厚生労働省》
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S-217622 2.5 臨床に関する概括評価
($.3.7-01 T1221 Listine 16.2.3 参照) いずれの群にも 65 歳以上の高齢者は含まれなかった (表
2.5.5.1-$ 参照)、 375/125 mg 群の ]帳歳の被験者において, Day 24 に上咽頭炎が発現したが, 重
症度は軽度で, 医学的処置をすることなく回復し, 治験薬との因果関係は否定された
($.3.7-02 T1221 Listng 16.2.7.1 参照).

2.5.5.1.5 健康成人における安全性

T1211 試験及びT1213 試験で得られた健康成人における安全性情報の概要を本項に記載する.

T1211 試験のコホートAからコホート S(表 2.3.1.4-1 参照) において, 死亡を含め, 重篤な有
害事象及び高度な有害事象は報告されていない. 本剤群で最も頻度の高い有害事象は高比重リ
ボ企白減少 (60.5% [89/147 例]) であり, その他, 本剤群で 10%以上に発現した有害事象は, 下
痢 (10.9% [16/147 例]) 及び頭痛 (11.6% [17/147 例]) であった. 有害事象と して報告された高比
重リポ企白減少及び血中トリグリセリド増加を除き, 臨床検査の推移で本剤投与に関連した明
らかな傾向は認められなかった. バイタルサイン, 12 誘導心電図, 及びその他の安全性項目の
推移についても, 有害事象として報告された変化を除き, 本剤投与に関連した明らかな傾向は
認められなかった.

コホートG で, 本剤群の 1 例の被験者が有害事象により治験薬の投与を中止した. 当該被験
者は, 1 日目に 750 mg, 2^S 日目に 250 mg を投与される予定であったが, 治験薬投与 1日目
に中等度の発疹, 軽度の頭痛及び熱感が認められた. いずれの有害事象も本剤と因果関係あり
と判断され, 被験者の安全性を考慮して, 治験薬投与 2 日目に治験薬の投与が中止された. 発
疹は医学的処置により発現から 9 日後に回復し, 頭痛及び熱感は医学的処置をすることなく発
現からそれぞれ1 日後及び4 日後に回復した ($.3.3.1-01 参照) また, コホート P2 では, Day 32
に発現した COVID-19 により Day 38 (クロスオーバーの 2 回目) の治験薬の投与が中止された.

T1215 試験において, 死亡を含め, 重篤な有害事象及び高度な有害事象は報告されていない.
本治験で認められた有害事象は下痢 (第 1 期及び第 2 期でそれぞれ 1 例) のみであった.

2.5.5.1.6 有害事象の予防, 軽減, 管理方法
2.5.5.1.6.1 妊婦・授乳婦
臨床試験では, 妊婦又は妊娠している可能性のある被験者, 授聞中の被験者, 試験期間中に
妊娠を希望する被験者は除外 しており, これらの加者に対する安全性は確立していない.
非了臨床試験では. ウサギにおいて, 母動物に毒性が認められた用量 (臨床蝶赴量の 3.0 倍相当
以上) で胴児に軸骨格の形態異常が認められるとともに, 臨床曖露量の 5.0 億に相当する用量で
流産が, 臨床蝶露量の 7.4 倍に相当する用量で腔・胎児生存率の低下が認められている (2.6.6.6.3
項参照) また, ラットにおいて母動物に毒性が認められた用量 (臨床明露量の 6.6 倍相当) で
胎児の軽度発育遅延及び出産児の生存率の低下が認められた (2.6.6.6.2 項参照).
ヒトにおける本剤の乳汁への移行に関するデータはないが, ラットにおいて, 乳汁への移行
が認められるとともに, 母動物に毒性が認められた用量 (区床明規量の 6.6 倍相当) で出生児の
生後 4 日生存率低下及び発育遅延が認められた (2.6.6.6.4 項及び 2.6.4.6.1.2 項参照) また, ラッ
トにおいて血中濃度と乳汁中濃度は平行して推移することが確認されている (2.6.4.6.1.2 項参

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