よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3:デジタル社会の実現に向けた重点計画(案) (149 ページ)

公開元URL https://www.digital.go.jp/councils/social-promotion/38606249-07b3-4176-a538-58e0c64a488a/
出典情報 デジタル社会推進会議(第4回 6/6)《デジタル庁》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(8)

これらの検討を進めることで、地方公共団体において、土地に関する情報の異動の
把握・反映に係る事務負担の軽減が期待されるほか、最新情報が共有されることに
よる土地所有者の探索の容易化や、将来的な所有者不明土地の発生の防止等が期待
される。

9

統計データの更なる利活用促進や社会の高度かつ多様な分析ニーズに対応してい
くためには、利便性の高い提供基盤の構築が必要。
・ 政府統計の総合窓口である「e-Stat」に掲載される統計データの整備に関し、2022
年度(令和4年度)までに、統計データの整備に係る基本方針を策定、関係ガイドラ
インについて検討を行い、2023年度(令和5年度)以降、統計データ整備の中心とな
る、メタデータ整備等を推進することで、原則全ての統計データを、データの自動取
得・更新・分析などの利用ができる高度利用型統計データへの転換を進める。



[No.4-8] 統計データのオープン化の推進・高度化

KPI: 準公共分野(健康・医療、教育等)及び相互連携分野(スマートシティ等)
において、情報銀行を活用したパーソナルデータを流通・活用する仕組み
を検証するための実証を実施(2023年度(令和5年度)を目途)
PDS(Personal Data Store)
、情報銀行等の個人の関与の下で、データ流
通・活用を進める仕組みを活用したビジネスの創出(2025年度(令和7年
度)を目途に合計30の認定情報銀行事業者数を達成)
主担当府省庁: 総務省

2022年度(令和4年度)末時点で情報銀行の認定件数は延べ7件に上っているが、
企業や業界を越えたデータの流通・活用のため、引き続き、普及を推進する必要があ
る。
・ 個人の関与の下でパーソナルデータの流通・活用を進める仕組みである「情報銀行」
について、
「情報信託機能の認定スキームの在り方に関する検討会」の下に設置した
「要配慮個人情報ワーキンググループ」での検討を踏まえて、情報銀行における健
康・医療分野の要配慮個人情報の取扱いについて「情報信託機能の認定に係る指針」
の見直しを行うとともに、2023年度(令和5年度)は準公共分野である教育及び相互
連携分野であるスマートシティにおいて、情報銀行を活用したパーソナルデータを
含む多様なデータを安心・安全に流通・活用する仕組みを検証するための実証を行
う。また、教育分野においてはPDSの活用可能性についても検討する。

これにより、データ流通の活性化を実現するとともに、国民生活の利便性の向上や
経済活性化等を実現。



[No.4-7] いわゆる情報銀行等の実装に向けた制度整備

KPI: API連携の検討(2021・2022年度(令和3・4年度)

登記済通知書データを活用する地方公共団体数(API連携の検討結果を踏
まえて具体的にKPIを設定)
主担当府省庁: デジタル庁



10

KPI: 海外安全情報オープンデータの利活用の促進による、より多くの国民へ
の海外安全情報の提供。海外安全情報オープンデータサイトへの年間ア
クセス数の目標値を2023年度(令和5年度)末までに10,000件とし、利用

昨今の国際情勢に鑑み、安全対策の強化のために国民に対して適切な情報を効果的
に提供する必要。これまで海外安全情報は、海外安全ホームページでの閲覧や領事
メールによる配信のみであったため、海外安全情報をオープンデータとして公開す
る「海外安全情報オープンデータサイト」を2019年(令和元年)12月に新たに開設し
た。
・ 同サイトの開設後、一般企業等に広く情報提供を行い、当初の目標どおりのアクセ
ス数を得ることができたため、今後は更に多くの企業等に利用してもらえるよう、
機会を捉えアクセス数増加に向けての施策を検討・実施する。

これらの取組により、同サイトへのアクセス数の増加並びに民間サイト、アプリ等
の開発及び利用者の増加を促進し、より広く国民への海外安全情報の提供を行うこ
とを実現。



[No.4-9] 海外安全情報のデータ公開と活用の促進

KPI: e-Statで提供する統計情報データベースの登録データ数(2027年度(令和
9年度)末までに29万件)(累計)
(参考:実績値)
・匿名データの提供数:105調査(2023年(令和5年)2月時点)
・調査票情報の提供数:188調査(2023年(令和5年)2月時点)e-Stat
でのデータベース利用件数、APIリクエスト件数(2027年度(令和9年度)
末までに25,695万件)(年度計)
(参考:実績値)
オンサイト施設の利用数:年間ID発行数136件(2022年度(令和4年度)
実績)
(2023年(令和5年)2月末時点)
主担当府省庁: 総務省

公的統計の整備に関する基本的な計画(2023年(令和5年)3月28日閣議決定)に
基づき、個人や企業等の情報保護を確保しつつ、調査票情報の二次的利用の円滑化
や利便性向上を推進。オンサイト施設の拡大とともに新たにリモートアクセス方式
の導入に向けた実証を行うほか、引き続き利用者の要望に応じて様々な集計が可能
となるよう調査票情報に係る提供基盤を整備。
・ 公的統計におけるビッグデータの活用については、ビッグデータを活用した試行的
な取組(ビッグデータ・トライアル)を促進するため、2023年(令和5年)1月に試
行的な運用を開始したビッグデータ・ポータルによるビッグデータの利活用や所在
に関する情報提供、ビッグデータを試験的に利用(ビッグデータ・シェアリング)で
きる場の準備などの取組を進める。また、行政保有データ(統計関連)の棚卸結果
や、民間ニーズ等も踏まえ、データの公開を推進。

これらにより、統計データの高度利用を一層促進し、EBPMの実現とともに、新たな
サービスの創出に寄与。