資料1-3:デジタル社会の実現に向けた重点計画(案) (76 ページ)
出典
公開元URL | https://www.digital.go.jp/councils/social-promotion/38606249-07b3-4176-a538-58e0c64a488a/ |
出典情報 | デジタル社会推進会議(第4回 6/6)《デジタル庁》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
様々な準公共サービス分野の取組を、地域で包括的・一体的に組み込んだスマートシテ
ィの取組を加速させる。そのため、生活全般にまたがる複数のサービス分野のデータにつ
いて、各サービス主体にその収集・保有するデータを分散管理させながら連携させ、これ
らの連携による相乗効果を生かした先端的サービスの提供を促すために、データ連携基盤
の整備を進める。その際、データ連携基盤側で例外的に蓄積すべきデータの範囲、標準化
すべきデータ項目、データの品質管理、その他の連携を要する最低限の技術的仕様等につ
いて関係府省庁が連携して検討する。
また、データ連携、サービス実装に向けた課題を整理し、共通のアーキテクチャである
スマートシティリファレンスアーキテクチャを参照したデータ連携基盤の導入、技術の実
装等を通じ、セキュリティや個人情報の保護等適正な取扱いを確保しつつ、2025 年度(令
和7年度)までに 100 地域での構築に向け、スマートシティの全国での実装を推進する。
その推進に当たっては、
官民連携プラットフォームの枠組みを活用し、
関係府省連携の下、
合同審査会を実施し、リファレンスアーキテクチャやスマートシティガイドブック等の充
実も図りつつ、人材・拠点・取組の連携等の先行事例の横展開を進める。
さらに、多様な分野における新たな価値の創出や社会的課題の解決を実現し、スマート
シティを始めとするまちづくり DX の基盤とするため、3D 都市モデルの整備・活用・オー
プンデータ化プロジェクト(PLATEAU)を推進する。2023 年度(令和5年度)は、実証から
実装へとフェーズを進め、まちづくり DX のデジタルインフラである3D 都市モデルの整
備・活用・オープンデータ化のエコシステムの構築を目指す。具体的には、国によるデー
タ整備の高度化・効率化のための技術開発、多様な分野における先進的なユースケースの
開発に取り組むとともに、地域のオープンイノベーション創出のため、地方公共団体にお
ける3D 都市モデルの取組への支援や地域の人材育成、コミュニティ支援等を進める。
これらスマートシティに関する取組については、オープンなモジュールを活用したデー
タ連携基盤の整備促進や、地域ごとの特徴把握や目指すべき地域の在り方を検討するため
に利用できる地域幸福度(Well-Being)指標の活用促進を進めるデジタル田園都市国家構
想と十分に連携を取りながら、進めることとする。
71