よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書04(0599頁~0801頁)医療技術評価・再評価提案書 (142 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

251201

グロブリン別ウイルス抗体価ヒトパルボウイルスB19

日本小児感染症学会

【技術の概要】
酵素免疫測定法(EIA)による血清又は血漿中の
抗ヒトパルボウイルスB19 IgM型抗体の検出
(ヒトパルボウイルスB19感染の診断の補助)

【対象疾患名、既存との比較(適応の拡大の提案)】
【現行】 診療報酬上の算定要件
紅斑を出現している15歳以上の成人について、このウイルスに
よる感染症が疑われ、IgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算
定する

【再評価の必要性】
現在の診療報酬上の算定要件は、「紅斑を出現して
いる15歳以上の成人について、このウイルスによ
る感染症が疑われ,IgM型ウイルス抗体価を測定し
た場合に算定する」だが、パルボウイルスB19は伝
染性紅斑以外にも多彩な疾患と関連している。胎
内感染による胎児水腫・先天性貧血、無形性発作、
持続感染による赤血球系の慢性骨髄不全などがあ
る。15歳未満の小児においても、伝染性紅斑以外
の疾患におけるパルボウイルスB19の関与を早期
に診断するために本検査は重要な検査であり、保
険適応の拡大が必要であると考えられる。

【提案】 診療報酬上の算定要件
紅斑を出現している15歳以上の成人について、このウイルスに
よる感染症が疑われ、IgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算
定する。
また、15歳未満の小児においては(1)造血不全による急性また
は慢性の後天性貧血(2)先天性貧血または胎児水腫(3)家族内
(同居者)に感染により重篤な疾患を発症するリスクのあるもの
がいる場合の何れかでこのウイルスによる感染症が疑われ、IgM
型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する。
【診療報酬上の取扱(年間検査数、予想影響額)】
(年間検査数) 2,400~4,000回
(保険点数)

206点

(予想影響額) 4,944,000~8,240,000円増
740