提案書04(0599頁~0801頁)医療技術評価・再評価提案書 (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
243201
遠隔心大血管リハビリテーションオンライン管理指導料
日本循環器学会
【技術の概要】
【遠隔心リハと外来心リハの比較】
入院中の前期回復期に経験した心大血管リハビリテー
ション(心リハ)を外来で継続すること(後期回復
期)が困難な患者を対象とする。遠隔心リハは、心リ
ハ経験を有する医師、看護師、理学療法士や作業療法
士が適切な運動処方を作成し、心リハの安全性が確認
できた患者に対し、情報通信機器を用い患者と直接双
方向のコミュニケーションにより、外来心リハと同様
の運動指導、危険因子管理、患者教育を含め包括的に
指導する。心リハ施設基準1の認定施設が行う。
【対象疾患】
心筋梗塞後、狭心症、慢性心不全、閉塞性末梢動脈疾患、
心大血管手術後、経カテーテル大動脈弁置換術後
有害事象数に統計学的差はない
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
対象を選んで行う遠隔心臓リハビリテーションの推奨とエビデンスレベル
(心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン2021年改訂版より抜粋)
推奨クラス
エビデンスレベル
心疾患の予後を改善する
IIa
B
運動耐容能を改善する
IIa
B
冠動脈疾患のリスク因子を改善する
IIa
B
従来の外来通院型と同等の総医療費抑制効果がある
IIa
B
624
最高酸素摂取量の変化
(ml/kg/分)
診療報酬:情報通信機器を用いた再診料 73点、心リハは1日3単位(615点)、週に3回まで
機器管理加算 月800点を上限
【予想影響額】 ー115億円(再入院の減少効果など)
33
30.52
31
29.39
29
27
25
27.7
27.22
遠隔心リハ
外来心リハ
運動前
12週後
遠隔心リハの効果は外来心リハと同等
(Maddison R, et al. Heart. 2019;105:122-129)