提案書04(0599頁~0801頁)医療技術評価・再評価提案書 (203 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
257201
診療情報提供料(1)
日本小児心身医学会
【技術の概要】
発達障害のある患者について、当該患者が通園又は通学する
学校等の学校医等に対して、診療状況を示す文書を添えて、
当該患者が学校生活等を送るに当たり必要な情報を提供する。
【既存の治療法との比較】
現在、診療情報提供料(1)を算定できる疾患に発達障害は
含まれていない。
医療と学校の連携を促進すること、そして情報提供をより
正確に行い、発達障害児が過ごす学校における環境調整を
効果的に行うためにも、算定可能とすべきである。
【対象疾患】
・発達障害
令和4年の文部科学省の調査によると、小中学生の約8.8%が
「知的発達に遅れはないものの学習面又は行動面で著しい困難
を示す」と報告されている。
人数としては約76万人。
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
・有効性
発達障害に対する治療は心理社会的治療が優先され、
その効果が不十分な場合に薬物療法が考慮される。
診療情報提供を文書にして学校に提供することにより、
医療と学校の連携および学校における環境調整が進
み、心理社会的治療の効果の向上が期待できる。その
結果、薬物療法導入に至る症例数の減少につながり、
医療費の抑制に貢献できる。
・診療報酬上の取扱い
・B医学管理等
・250点
801