提案書04(0599頁~0801頁)医療技術評価・再評価提案書 (178 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
255201
低濃度酸素吸入
日本小児循環器学会
「現在の診療報酬上の取扱い」
「医療技術の概要」
低濃度酸素の肺血管収縮作用により肺血流量
を減少させることで体血流を増加する治療
「対象疾患名」
肺血流増加型先天性心疾患(主に新生児)
出生数と疾患頻度から年間対象患者は約230人
と考えられる。
肺血流↑↑
一般処置の酸素吸入(J024)に区分(1日あたり65点)
「現在の課題」
「十分なモニタリングのもと高度で専門的な管理体制が必要」
とされているが、
全国調査の結果
• 8%の施設で7対1看護体制で施行 → 7対1看護では不足
• 16%の施設で1日あたり約8時間の医師の時間外労働増加
体血流↓↓
低酸素吸入でショックを防ぎ、
術前状態を安定化する
特別な治療
心臓
体循環減少性ショック
「有効性および現在当該疾患に対して行われている
治療との比較」
対象疾患においてすでに全国で施行されており、
肺血流増加によるショックを防ぐ効果が示され
ている。術前のショックを防ぐ目的で行われる。
専門的診療体制と3対1看護体制を確保するために、
人件費として「1日あたり2344点」が必要
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体制整備により、医師の過重労働を軽減し、
働き方改革に貢献すると考えられる