提案書04(0599頁~0801頁)医療技術評価・再評価提案書 (180 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
見直し前の症例数(人)
0
見直し後の症例数(人)
約25万人
見直し前の回数(回)
0
見直し後の回数(回)
約100万回
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
日本小児循環器学会調査報告「小児期発生心疾患実態調査2020(extension://elhekieabhbkpmcefcoobjddigjcaadp/https://jspccs.jp/wpcontent/uploads/rare_disease_surveillance_2020.pdf)」より、上記③の疾患群の発生率は約1.00%となる。この中で、未修復、または修復さ
れたにもかかわらずチアノーゼが存在、心房スイッチ術後、Fontan術後、肺高血圧・Eisenmenger症候群に該当する患者群を20%と仮定する。2020
年10月1日の我が国の人口は1億2,622万7千人(令和2年国勢調査、総務省統計局)であり、以上より、1億2,622万千×0.01×0.2=約25万と推定し
た。年間実施回数を年間受診回数とし、4回/年と仮定した。
・学会等における位置づけ:実臨床でチアノーゼ性先天性心疾患症例に対する経皮的動脈血酸素飽和度測定は、非侵襲的であり、その症例の状態
把握のための1つの項目として、血圧等を同様に一般に実施されている。
・難易度:センサを装着するだけで、非侵襲的に簡易的かつリアルタイムに動脈血酸素飽和度をモニタリングすることが可能な簡易な医療技術で
ある。
・日本循環器学会 先天性心疾患術後遠隔期の管理・侵襲的治療に関するガイドラインおよび米国心臓病学会/米国心臓協会のGuideline for the
Management of Adults With Congenital Heart Diseaseにおいて、特定の疾患を有する患者に対する経皮的動脈血酸素飽和度測定は推奨されてい
る。
・日本循環器学会 先天性心疾患並びに小児期心疾患の診断検査と薬物療法ガイドラインではチアノーゼの診断には低酸素血症があってもチア
ノーゼの判定が困難な場合があり、経皮酸素飽和度モニターによる確認が重要であると記載されている。同様に無脾・多脾症候群でも肺血流量の
判断を非侵襲的に連続的にモニターでき,患者の血行動態のモニターとして有用である(クラス IIa)と記載されている。
・日本循環器学会 成人先天性心疾患診療ガイドラインにはチアノーゼ性先天性心疾患の患者さんの妊娠前の経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)>
85% またはヘモグロビン< 20 g/dL が,生産児を得る強力な予測因子であると記載されている。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 小児科・循環器内科・心臓血管外科のいずれかを標榜していること。
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 上記医師1名、看護師1名
性や経験年数等)
その他
先天性心疾患術後遠隔期の管理・侵襲的治療に関するガイドライン・Guideline for the Management of Adults With Congenital Heart
(遵守すべきガイドライン等その他の
Disease・先天性心疾患並びに小児期心疾患の診断検査と薬物療法ガイドライン・成人先天性心疾患診療ガイドライン
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
特になし
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
特になし
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
-
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
経験年数や資格は問わない
-
区分をリストから選択
番号
技術名
-
具体的な内容
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
35,000,000
その根拠
35点/日または回 × 年間外来患者数
備考
-
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
なし
⑫その他
なし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
日本小児科学会・日本心臓血管外科学会・日本成人先天性心疾患学会
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