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提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

276203

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

心大血管リハビリテーション料に関わる施設基準の拡大:追加専任従事者としての臨床検査技師等の活用とチーム医療の強化
日本心臓リハビリテーション学会
03循環器内科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

15心臓血管外科
関連する診療科(2つまで)
36リハビリテーション科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

令和4年度

追加専任従事者としての臨床検査技師の活用とチーム医療の強化



追加のエビデンスの有無



診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

H000
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し





保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載

心大血管疾患リハ施設基準で規定されている従事者数(施設Ⅰでは2名以上、施設Ⅱでは1名以上)に上乗せされる場合に限り、医師の指示・監視の
もとに運動負荷検査装置の操作やモニター管理を担当するリハ従事者として臨床検査技師を活用し、チーム医療の強化と医師の負担を軽減させ
る。その場合、当該療法を担当する医師又は理学療法士、作業療法士及び看護師の1人当たりの患者数を増員することができる。

文字数: 189

再評価が必要な理由

歴史的にわが国の心臓リハは循環器内科医師・臨床検査技師・看護師により実施されてきたが、2006年改定により臨床検査技師はリハ従事者から
除外された。2008年改訂により、心不全、大血管疾患、末梢動脈閉塞性疾患適応が拡大され、運動前後や運動中の心電図・血圧管理、適切な運動
処方の作成など精度の向上が必要である。2014年作業療法士がリハ従事者として認定された。心大血管リハで使用する運動機器やモニター管理は
臨床検査技師の専門領域であり、看護師、理学療法士および作業療法士はこれらを業務として実施できないまたは精度管理に習熟していないため
負担である。臨床検査技師が心大血管リハの場でモニターや運動機器の管理に携わることで、医師の負担を軽減し、看護師、理学療法士および作
業療法士が本来の患者に対する訓練や指導に専念することができる。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

医師の監督の下に臨床検査技師を配置する場合には、当該療法を担当する医師又は理学療法士、作業療法士及び看護師の1人当たりの患者数を入
院中の患者数はそれぞれ1回18人程度(従来15人)、8人程度(従来5人)、入院中の患者以外の患者については、それぞれ1回24人程度(従来20
人)、12人程度(従来8人)に増加することができる。

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

心大血管疾患対象患者。リハ実施中の心電図モニター、は、有効性のエビデンスの構築や安全性の証明がなされているが、心大血管リハ料の認定
要件に、医師の監督の下に臨床検査技師が加われないことから、リハ中の心電図モニターなどのリスク管理や運動負荷装置の操作において、医
師、看護師、理学療法士、作業療法士の負担が多い。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

H000

医療技術名

心大血管疾患リハビリテーション
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 臨床検査技師が専任となることが可能となることにより従来よりも心大血管リハビリテーションの算定が可能となる施設が増加することが期待出
来、心大血管リハビリテーションの普及拡大に繋がり患者の死亡率やQOLの改善が日本全国で増加することが期待出来る。
後等のアウトカム

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

心リハのチーム医療を構成する職種として、①循環器科医師,②専門的なトレーニングを
受けた心リハ看護師,③同理学療法士または作業療法士,④運動処方や運動療法を指導す
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す る専門家,⑤運動負荷試験を担当する臨床検査技師,⑥管理栄養士,⑦その他として臨床
心理士,薬剤師,ソーシャルワーカーが挙げられている。心リハ指導士の資格を取得し,
る。)
常にスキルアップをしている者であれば,職域にとらわれることなく,総合的に心リハを
実施することが可能である.

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