提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (98 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
日本遠隔医療学会
⑯参考文献1
1)名称
A study to investigate the prevalence of headache disorders and migraine among people registered in a health
insurance association in Japan
2)著者
Fumihiko Sakai, Koichi Hirata, Hisaka Igarashi, Takao Takeshima, Takeo Nakayama, Hiromi Sano , Hiroyuki Kondo,
Yoshiyuki Shibasaki and Nobuyuki Koga
3)雑誌名、年、月、号、ページ
The Journal of Headache and Pain, 2022, 23: 70
4)概要
DeSC Healthcare Inc(DeSC)が提供する医療請求データとリンクしたオンライン調査データより、片頭痛の全有病率は
3.2%で片頭痛の有病率は30〜39歳の患者さんで最も高いことが確認された。女性の片頭痛の有病率は男性の4.4倍であっ
た。日本では、医療機関を受診していない片頭痛患者の割合が8割にも達している。また、大多数の患者さんは症状を我慢
して日常生活を続けている傾向にあった。
1)名称
Global,regional,and national incidence,prevalence,and years lived with disability for 328 diseases and
injuries for 195 countries,1990-2016:a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2016.
2)著者
GBD 2016 Disease and Injury Incidence and Prevalence Collaborators.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Lancet, 2017 SEP; 390: 1211-1259.
4)概要
2016年の調査結果では、片頭痛が,先進国・中興国・途上国いずれにおいても、障害生存年数の観点から全疾患中の2番目
にランクされており、片頭痛は全世界的に身体障害をもたらす主要な疾患であることが示された。
1)名称
頭痛の診療ガイドライン2021
2)著者
頭痛の診療ガイドライン作成委員会
3)雑誌名、年、月、号、ページ
医学書院; 2021 p. 2-473.
4)概要
日本脳神経外科学会の協力を得て、日本神経学会、日本頭痛学会および日本治療学会の共同監修により「Minds診療ガイド
ライン作成の手引き」2014年度版に準拠して作成されMinds に掲載された頭痛性疾患の診療ガイドラインである。頭痛ダイ
アリーの重要性(p32-33)、片頭痛の診断(p88-90)、健康寿命、QOLの阻害(p110-112)、共存症(p115-116)、脳梗塞発症リ
スク(p125-130)ならびに標準的治療(急性期治療p134-193;予防療法p194-263))、頭痛診療において遠隔医療は有用か
(p71-77)が掲載されている。
1)名称
A randomized trial of telemedicine for migraine management
2)著者
Deborah I Friedman , Balaraman Rajan, Abraham Seidmann
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Cephalalgia 2019,39(12): 1577–1585.
4)概要
重度の片頭痛関連障害を持つ患者のこのRCT研究において、遠隔診療は実現可能な治療方法であり、片頭痛の外来診療に代
わる有効な手段であった。遠隔治療により医師の生産性は向上し、患者はその利便性により、より良いアクセスを得ること
ができる可能性が示唆された。
1)名称
A Systematic Review of the Economic Evaluation of Telemedicine in Japan
2)著者
Miki Akiyama, Byung-Kwang Yoo
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Prev Med Public Health 2016;49:183-196
4)概要
遠隔診療は、頭痛の評価や治療において、対面診療と同等であることが実証されている。遠隔医療は片頭痛診療において時
間や費用対効果、利便性から医師の生産性を高め、患者のアクセスを良くすることが実現可能な診療形態である。頭痛専門
医に定期的または、アクセスできない患者にとって遠隔医療は有望であり、パンデミック時に緊急入院を避けるためにも片
頭痛管理において定期的な遠隔医療は活用すべきと思われる。
⑯参考文献2
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
1096