提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (110 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
283202
群発頭痛における在宅酸素療法指導管理料 遠隔モニタリング加算
日本頭痛学会
【既存の治療法との比較】
【技術の概要】
遠隔医療は、従来の対面診療での頭痛相談と同様に
安全で有効であり、対象となる群発頭痛患者を含む
頭痛患者にとって利便性のある解決策となることが
RCTで示されている。また、群発頭痛に有効な在宅酸
素療法が頭痛専門医の数と偏在のため、ほとんど普
及していない。
在宅酸素療法指導管理料を算定している群発頭痛患者に
情報通信機器を活用して、定期的モニタリングを行った
上で、状況に応じ療養上必要な指導を行った場合、2,400
点/月算定できる
【提案の概要】
在宅酸素療法を情報通信機器を活用して行なっ
た遠隔モニタリング
①群発頭痛へ適応拡大
②施設基準の見直し:慢性頭痛のオンラ
イン診療e-learningを修了した頭痛専
門医のいる施設
②150点→2,400点への増点
【対象疾患】
寛解期
在宅酸素療法を必要とする群発期
の群発頭痛患者
群発頭痛に対する酸素療法
は、約70%の患者で有効
日本および欧米のガイドラ
インでグレードAと評価
群発頭痛は、自律神経症状を伴う短
期間の重度の頭痛、および激痛を特
徴とする周期性頭痛。その痛みは非
常に深刻で、患者は自殺を考えたり、
自殺したりすることさえあり、「自
殺頭痛」とも称される
3月
群発期
4月
2028年
寛解期
6月
2026年
群発期
4月
6月
2024年
予想影響額(年間)
・約6,233万円医療費削減
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
・対象患者:群発頭痛患者で、頭痛発作が平均1日1回以上ある群発期にある患者
・医療技術の内容:遠隔モニタリングを用いて療養上必要な指導を行った場合は、遠隔モニタリング加算として2,400点を所定点数に加算する
・点数や算定の留意点事項:同月に在宅酸素療法指導管理料2,400点の算定は出来ない
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