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提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (103 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

1)名称

An open/pilot trial of cognitive behavioral therapy in Turkish patients
with refractory chronic migraine

2)著者

Ozge Sahmelikoglu Onur, Devrimsel Harika Ertem, Cagatay Karsidag,

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Cognitive Neurodynamics (2019) 13:183–189

4)概要

難治性かつ慢性の片頭痛患者14名に対する認知行動療法を施行した。認知行動療法は週1回40分のセッションを12回実施し、リラクセーションも
取り入れた。頭痛の程度、日常の支障度、抑うつ、不安のいずれの評価項目も有意な改善を示した。片頭痛は、頭痛の程度、頻度とも軽減効果が
認められており、難治性片頭痛の治療として有効であると結論している。

1)名称

Canadian Headache Society guideline for migraine prophylaxis

2)著者

Tamara Pringsheim, W Jeptha Davenport, Gordon Mackie, Irene Worthington, Michel Aubé, Suzanne N Christie, Jonathan Gladstone,
Werner J Becker, Canadian Headache Society Prophylactic Guidelines Development Group

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Can J Neurol Sci. 2012;39(2 Suppl 2):S1-59.

4)概要

カナダの片頭痛の治療ガイドラインにおいて、行動療法は片頭痛への効果の高い治療法として挙げられ、具体的な治療法として、「リラクセー
ショントレーニング」「、バイオフィードバック療法」「認知行動療法」が挙げられ、グレードAの推奨度とされている。また、特に行動療法が
勧められる患者として、薬物療法を抵抗性を示すものが提示されている。

1)名称

CQⅠ-16 認知行動療法は一次性頭痛の治療に有効か

2)著者

慢性頭痛の診療ガイドライン作成委員会

3)雑誌名、年、月、号、ページ

慢性頭痛の診療ガイドライン 2021

4)概要

多くの無作為比較試験で認知行動療法の有用性が指摘されており、片頭痛の強さや頻度が軽減されている。片頭痛では,リラクセーションとバイ
オフィードバック療法の併用によってプロプラノロールと同等の予防効果が得られ、長期的な有効性もプロプラノロールよりも高いことが示され
ており、グレードAに推奨されている。

1)名称

Systematic review of cognitive behavioural therapy for the management of headaches and migraines in adults

2)著者

Petra Harris, Emma Loveman, Andy Clegg, Simon Easton and Neil Berry

3)雑誌名、年、月、号、ページ

British Journal of Pain2015, 9(4):213–224.

4)概要

1126の論文の中から10の良質の研究を抽出し、片頭痛に対する認知行動療法の有効性を検証したシステムレビュー。認知行動療法は画一的ではな
く、いくつかの方法が組み合わされていた。3つの研究では、認知行動療法は待機群と比較して有意に頭痛が改善していた。また、リラクセー
ションとの組み合わせで治療効果を認めた(3研究)。さらに、薬物療法との並行で有意な効果を認めた(1研究)。

1)名称

⑭参考文献5

Derya Uluduz, Aynur Ozge, Aksel Sıva, Meltem Guru

Cognitive Behavioral Therapy for Migraine Headache: A Systematic Review and Meta-Analysis.

2)著者

Bae JY, Sung HK, Kwon NY, Go HY, Kim TJ, Shin SM, Lee S.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Medicina 2021;58:44

4)概要

片頭痛に対する介入として認知行動療法を用いた無作為化比較試験(RCT)を対象とした。11件のRCTのメタ解析を行った結果、頭痛頻度および
MIDASスコアは有意に減少した。サブグループ解析では、頭痛の強さが有意に軽減された。

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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