よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

⑭参考文献1

⑭参考文献2

1)名称

2020年版心アミロイドーシス診療ガイドライン

2)著者

北岡裕章、泉知里、泉家康宏、猪又孝元、植田光晴、久保亨、小山潤、佐野元昭、関島良樹、田原宣広、塚田信弘、辻田賢一、筒井裕之、富田
威、天野雅史、遠藤仁、岡田厚、尾田済太郎、高潮征爾、馬場雄一、三隅洋平、矢崎正英、安斉俊久、安東由喜雄、磯部光章、木村剛、福田恵一

3)雑誌名、年、月、号、ページ

https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2020_Kitaoka.pdf

4)概要

日本循環器学会を中心に他学会および研究班からなる合同研究班が設置され、日本における心アミロイドーシス診療ガイドラインが策定された。
このなかで、心アミロイドーシス診療において高感度心筋トロポニン測定が推奨されている。

1)名称

Diagnostic utility of cardiac troponin T level in patients with cardiac amyloidosis.

2)著者

Takashio S, Yamamuro M, Izumiya Y, Hirakawa K, Marume K, Yamamoto M, Ueda M, Yamashita T, Ishibashi-Ueda H, Yasuda S, Ogawa H,
Ando Y, Anzai T, Tsujita K.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

ESC Heart Fail. 2018 Feb;5(1):27-35.

4)概要

日本人データを用いた解析。心アミロイドーシス群(ALおよびATTRを含む)は,心筋生検によって心アミロイドーシスが否定された左室肥大症例
(対照群)と比較して高感度心筋トロポニンT値が有意に上昇している(対照群(中央値)0.018 ng/mL,心アミロイドーシス群(中央値)0.048
ng/mL)。高感度心筋トロポニン T値のカットオフ値を0.031 ng/mLとした場合,左室肥大症例から心アミロイドーシスと診断する感度は74%,特
異度は79%(area under the curve 0.787)であった。

2)著者

Combination of commonly examined parameters is a useful predictor of positive 99mTc-labeled pyrophosphate scintigraphy findings in
elderly patients with suspected transthyretin cardiac amyloidosis.
Marume K, Takashio S, Nishi M, Hirakawa K, Yamamoto M, Hanatani S, Oda S, Utsunomiya D, Shiraishi S, Ueda M, Yamashita T, Sakamoto
K, Yamamoto E, Kaikita K, Izumiya Y, Yamashita Y, Ando Y, Tsujita K.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Circ J. 2019 Jul 25;83(8):1698-1708.

4)概要

日本人データを用いた解析。ピロリン酸シンチグラフィを行う症例の選択にあたって、Kumamoto criteria が提唱されている。高感度トロポニン
T≥0.0308 ng/mL、左室壁厚≥13.6 mm、QRS 幅≥120 ms のうち、2項目が該当すればピロリン酸シンチの陽性率は63%、3 項目すべてが該当すれば
96%とATTR 心アミロイドーシスの可能性が高く、2 項目以上を満たせばピロリン酸シンチの実施が推奨されている。一方、すべて非該当であれ
ばピロリン酸シンチグラフィの陽性率は13%、1 項目のみ該当であれば21%と比較的低く、これらの症例へのピロリン酸シンチの実施については
慎重に判断するべきである。

1)名称

Natural History of Wild-Type Transthyretin Cardiac Amyloidosis and Risk Stratification Using a Novel Staging System.

2)著者

Grogan M, Scott CG, Kyle RA, Zeldenrust SR, Gertz MA, Lin G, Klarich KW, Miller WL, Maleszewski JJ, Dispenzieri A.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Am Coll Cardiol. 2016 Sep 6;68(10):1014-20.

4)概要

高感度心筋トロポニンT上昇(>0.05 ng/mL)はNT-proBNP上昇(>3000 pg/mL)との組み合わせにより野生型ATTR心アミロイドーシスの予後評価
に有用であり、Stage 1(いずれのバイオマーカーとも上昇なし)、Stage 2
(いずれかのバイオマーカー上昇)、Stage 3(いずれのバイオマーカーとも上昇)とした場合の生存期間中央値がそれぞれ66ヵ月、42ヵ月、
20ヵ月である。

1)名称

Prediction of Medium-Term Mortality in Japanese Patients With Wild-Type Transthyretin Amyloidosis.

2)著者

Ochi Y, Kubo T, Baba Y, Nakashima Y, Ueda M, Takahashi A, Miyagawa K, Noguchi T, Hirota T, Yamasaki N, Kitaoka H.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Circ Rep. 2020 Apr 29;2(6):314-321.

4)概要

日本人データを用いた解析。野生型ATTR心アミロイドーシス患者の自然歴について検討しており、高感度心筋トロポニンT高値、左室駆出率低
下、低アルブミン血症が予後予測として有用なマーカーであった。

1)名称

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

1006