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提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (170 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

287103

認知症患者 栄養マネージメント料

日本精神科病院協会

【技術の概要】

【有効性及び診療報酬上の取扱い】

認知症患者栄養マネージメント料は、当該保険
医療機関に常勤の管理栄養士を配置し、認知症
治療病棟入院料に入院する患者(以下「入院患
者」という)全員に対して多職種チームによる栄
養マネジメントを行うことを評価したものであ
る。

高齢者施設入所者の累積肺炎発症率は17.7%と
言われており、口腔ケアと栄養管理を継続的に
施行することで累積肺炎発症率は10%程低下さ
せる可能性を含んでいる。
令和3年度630調査では認知症治療病棟入院料の
在院患者数は33,943人である。
入院後誤嚥性肺炎を発症すると61.9万円の追加
的医療資源量の増加をもたらすことから1年間
の累積肺炎発症率を10%減らせれば
33,943人×10%×619,000円=2,101,071,700円
の医療費が削減できる。
認知症患者栄養マネージメント料を月300点と
すると
33,943人×12月×3,000円=1,221,948,000円
であり、トータルで879,123,700円の医療費が
削減でき、入院患者の長期的予後が改善する。

【対象疾患】

認知症

【既存の治療法との比較】

既に介護保険にて実施されており、その効果
は実証されている。

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