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提案書06(0999頁~1199頁)医療技術評価・再評価提案書 (158 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
なし
器又は体外診断薬
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

3)調べていない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

特になし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特記事項なし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

1)名称

Difference in prevalence of metabolic syndrome between Japanese outpatients and inpatients with schizophrenia:
A nationwide survey

2)著者

須貝拓朗、鈴木雄太郎、山崎 學

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Schizophrenia Research, 2016, March, Volume 171, Issues 1–3, Pages 68-73

4)概要

外来患者520施設、入院患者247施設を対象に、質問紙によるメタボリックシンドローム(MetS)のリスクを調査した。統合
失調症の外来患者7,655人、入院患者15,461人であった。MetSの有病率は、National Cholesterol Education Program
Adult Treatment Panel III(ATP III-A)および日本肥満学会(JASSO)に基づくものであった。
ATP III-Aの定義による外来患者のMetS有病率は全体で34.2%、男性37.8%、女性29.4%だったのに対し、入院患者では
13.0%、男性12.3%、女性13.9%であった。外来患者のMetS有病率は、入院患者の約2倍から3倍であった。
結論として、日本人外来患者におけるMetS有病率は、入院患者に比べて約3倍であった。したがって、外来患者と入院患者
の健康特性の違いを考慮し、日本人統合失調症患者における身体疾患のリスクについてより注意を払う必要がある。

1)名称

抗精神病薬治療と身体リスクに関する合同プロジェクト専門対応チーム 抗精神病薬治療と身体リスクに関する合同プロ
ジェクト : 最終活動報告

2)著者

須貝拓朗、菅原典夫、鈴木雄太郎

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本精神科病院協会雑誌、2018年、5月、37巻5号、484-491ページ

4)概要

①外来統合失調症患者はメタボリックシンドローム(MetS)や生活習慣病のリスクが高い。入院患者でも50歳未満では一般
人口よりリスクが高い。②患者が期待する各種の身体モニタリング頻度と、実際の臨床現場でのモニタリング頻度には乖離
が認められた。③身体的健康に対する関心や知識が高い患者ほどMetS罹患率が低いことから、身体的健康に関する関心や知
識を高めることが喫緊の課題と考えられた。④栄養指導介入群で、体重とBMIの有意な減少とMetS罹患率の低下が確認され
た。

1)名称

統合失調症患者における糖脂質代謝異常に対する介入調査からみえてきたもの

2)著者

菅原典夫

3)雑誌名、年、月、号、ページ

精神神経学雑誌、2018年、12月、120巻12号、1101-1107ページ

4)概要

統合失調症の患者は一般人口に比べ約15年,平均余命が短く,心血管疾患による若年死亡が主たる原因になっている.肥満
などを含む糖脂質代謝異常は,患者群における有病割合が高く,心血管疾患による死亡リスクを上昇させることも明らかに
されており,余命延伸を目的とする介入の重要な標的であると考えられる.これまで統合失調症患者の肥満や糖脂質代謝異
常について,薬物療法から非薬物療法までさまざまなアプローチで介入研究が実施されてきた.いずれの介入においても,
一定の効果があることを確認した.しかし,薬剤変更は再発・再燃のリスクに加え,新たな副作用を生じる可能性があるう
え,非薬物療法においても,体重減少≥7%など一定以上の効果を得ることができるのは過半を下回っており,いまだ改善の
余地があるものと思われる.こうした現状で統合失調症患者の肥満や糖脂質代謝異常に対峙する医師は,利益/不利益を当
事者・家族らに説明のうえ,個々の患者特性や価値観も反映した意思決定を行う必要がある.

1)名称

統合失調症に合併する肥満・糖尿病の予防ガイド

2)著者

「統合失調症に合併する肥満・糖尿病の予防ガイド」作成委員会(監修
会)

3)雑誌名、年、月、号、ページ

2020年、5月、9ページ

4)概要

統合失調症患者では、心血管疾患による死亡により平均余命が短く、その予防のため、肥満・糖尿病を予防することが望ま
しい

1)名称

特になし

2)著者

特になし

3)雑誌名、年、月、号、ページ

特になし

4)概要

特になし

⑯参考文献1





⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

日本精神神経学会・日本糖尿病学会・日本肥満学

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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